ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
英彦山神宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年5月10日 (木)
(英彦山神社から転送)
英彦山神宮 ひこさん じんぐう | |
概要 | 英彦山の神を祀る神社。英彦山修験の拠点。 |
奉斎 | 忍骨命 (土岐昌訓論文) |
所在地 | 福岡県田川郡添田町英彦山1 |
所在地(旧国郡) | 筑前国田川郡 |
所属(現在) | 神社本庁 |
格式など | 朱印地拝領神社・官幣中社・別表神社 |
関連記事 | 神代三代旧跡 |
目次 |
概要
英彦山神宮(ひこさん・じんぐう)は、福岡県田川郡添田町の英彦山にある山岳信仰の神社。祭神は天忍穂耳命で神宮号宣下神社。官幣中社。別表神社。英彦山権現。別当は霊仙寺。英彦山も参照。
奉斎
現在の主祭神は天忍穂耳命だが、従来、中岳に女体権現(伊邪那美、千手観音)、北岳に法体権現(天忍穂耳、阿弥陀如来)、南岳に俗体権現(伊邪那岐、釈迦如来)を祀っており、女体権現が中心のようにも思える。各種の神像図をみても女体権現が中心に描かれている。 白鷹を神使とする。
十二所権現
「英彦山三所権現曼荼羅図」で12柱の神々を描いている。
- 伊邪那美
- 天忍穂耳
- 伊邪那岐
- 白山菊理姫
- 高木神総大行事
- 市杵島姫
- 瓊瓊杵尊
- 大国主
- 天火明命
- 一社口殿
- 国塊神
- 素戔嗚神
歴史
境内
英彦山を参照。
組織
大宮司・宮司
- 高千穂教有(1823-1872)<1868-1970>:最後の霊仙寺座主。通綱。
- 山名豊樹(1807-1890)<1873->:佐野経彦の師。
- 高千穂有綱()<>:滋野井家の出身。
- 高千穂宣麿(1864-1951)<1883-1907?>:昆虫学者。徳大寺公爵家の出身。男爵。
- 中島博光(1865-1943)<1897-1898>:
- 高千穂俊麿()<>:
- 高千穂有英(1924-)<1961->:福岡県神社庁長。
- 高千穂秀敏()<>:
少宮司・権宮司
- 渡辺重石丸(1837-1915)<>:国学者。
画像
参考文献
- 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』