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本願寺北山別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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本願寺北山別院は京都府京都市左京区一乗寺薬師堂町にある西本願寺の別院。養源寺と号す。地名から北山舞楽寺道場とも言われた。山号は聖水山。(参考:同名寺院養源寺)
歴史
比叡山三千坊の一つ。養源庵と称した。親鸞が青蓮院門跡で得度した後、比叡山に登る前にここで修行したという。
天台宗寺院だったが、臨済宗南禅寺末、浄土宗十念寺末と転属。1670年(寛文10年)、両寺間で本末争いが起こり、幕府の介入を招き廃絶となった。1677年(延宝5年)庄屋が真宗寺院の再興を願って翌年許可を得た。養源寺と称した。1680年(延宝8年)閏8月、別院となる。成立には異説もある。
1732年(享保17年)本堂を西本願寺山科別院に移築。 1765年(明和2年)再興。 1781年(天明1年)現在の本堂を建立。 (日本歴史地名大系)