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北海道神宮

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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北海道神宮
ほっかいどう じんぐう
Hokkaido-jingu 001.jpg
概要 開拓地北海道の総鎮守。
奉斎 大国魂神、大己貴神、少彦名神
(土岐昌訓論文)
所在地 北海道札幌市中央区宮ケ丘474
所在地(旧国郡) 石狩国札幌郡
所属(現在) 神社本庁
格式など 官幣大社別表神社
関連記事 明治天皇旧跡国魂信仰開拓三神信仰


目次

概要

北海道神宮(ほっかいどう・じんぐう)は、北海道札幌市中央区にある開拓三神信仰の神社。開拓地北海道の総鎮守。戦後に明治天皇が合祀され、神宮号が与えられた。市街地に御旅所北海道神宮頓宮がある。旧称は札幌神社。境内に開拓神社がある。官幣大社別表神社

歴史

境内

組織

大宮司・宮司

  • 1梅津教知(生没年不詳)<1873-1873>:1873年(明治6年)3月8日任命。現地に赴任せず。7月退職。1879年(明治12年)仙台で私立仙台女紅場を開設。のち金華山黄金山神社社司。妻の奥山照子は宮城女教院を経営。著書『公余秘抄』。
  • 2菊池重賢(1833-1900)<>:事実上の初代宮司。函館八幡宮社家の出身。1833年(天保4年)生。京都下鴨の吉田学館玉田司之助の子。1853年(嘉永6年)(菊池家に?)入籍。1871年(明治4年)札幌神社禰宜。1872年(明治5年)2月、札幌神社権宮司。1873年(明治6年)9月、札幌神社宮司。1875年(明治8年)退職。小樽住吉神社、石狩八幡宮、古平社なども創建。札幌に金刀比羅教会(現札幌八幡宮)を設立。1900年(明治33年)2月6日死去。70歳。
  • 3大貫真浦(1850-1916)<1875-1880>:(略歴は、伏見稲荷大社#組織を参照)
  • 4杉戸大角(生没年不詳)<1880-1887>:群馬県出身。1880年(明治13年)から1887年(明治20年)まで宮司。
  • 5阿由葉宗三郎()<1887-1887>:北海道出身。1887年(明治20年)1月、札幌神社宮司。2月退職。
  • 6白野夏雲(1827-1900)<1890-1900>:甲斐国都留郡出身。1827年(文政10年)生。初名は今泉耕作。1872年(明治5年)2月、開拓使9等出仕となり、北海道物産調査を実施。のち内務省地理寮に移り各地を調査。1886年(明治19年)北海道庁属となり地名を調査。1889年(明治22年)北海道庁を退職。1890年(明治23年)札幌神社宮司。1900年(明治33年)9月8日死去。74歳。
  • 小村鄰(1848-1920)<>:下総古河出身。1848年(嘉永1年)生。古河藩士の子。戊辰戦争に従軍。1872年(明治5年)栃木神明宮祠官。復興した足利学校で教え、川上広樹に国学を学ぶ。二荒山神社権宮司、札幌神社宮司を歴任。神宮神部署神部。1900年(明治33年)、伊勢神宮禰宜。1920年(大正9年)2月5日死去。73歳。
  • 寺田密次郎()<>:
  • 額賀大直(1877-1961)<-1907->:明治後期から戦後直後まで活躍した神職。1907年(明治40年)在職。(略歴は唐沢山神社#組織を参照)
  • 宮沢春文(?-1934)<1915-1924>:長野県出身。出羽神社香取神宮、[[生島足島神社]などの宮司。1915年(大正4年)札幌神社宮司。1924年(大正13年)香取神宮宮司。1934年(昭和9年)死去。
  • 高階研一(1885-1967)<1924-1927>:神社本庁第3代事務総長。1924年(大正13年)札幌神社宮司。1927年(昭和2年)諏訪大社宮司。(略歴は神社本庁#組織を参照)
  • 高松四郎(1875-1955)<1934-1940>:(略歴は、朝鮮神宮#組織を参照)
  • 富岡盛彦(1892-1974)<1940->:神社本庁第8代事務総長。
  • 佐伯芳彦(1895-1970)<1957-1968>:山口県の防府天満宮の社家の出身。1895年(明治28年)生。1916年(大正5年)皇典講究所神職養成部教習科卒。同年9月、郷里の八幡社に奉仕。上京して日本大学高等師範部に入学し1924年(大正13年)卒業。内務省神社局に勤務。1931年(昭和6年)8月、神宮権禰宜。1933年(昭和8年)7月、赤間宮宮司。1934年(昭和9年)12月、豊栄神社・野田神社宮司。1938年(昭和13年)4月、三島神社宮司。1946年(昭和21年)2月、霧島神宮宮司。1952年(昭和27年)6月、函館八幡宮宮司・潮見丘神社宮司。1956年(昭和31年)北海道神社庁長。1957年(昭和32年)5月31日、札幌神社宮司。1964年(昭和39年)、明治天皇を増祀し北海道神宮改称を実現。1968年(昭和43年)2月7日、橿原神宮宮司。奈良県神社庁長。1970年(昭和45年)6月14日、在職で死去。
  • 20中野尹亮(1920-)<1982->:静岡県出身。1920年(大正9年)生。1941年(昭和16年)国学院大学神道部卒。1958年(昭和33年)神社本庁主事。1965年(昭和40年)神社本庁参事・財務部長兼共済部長。1976年(昭和51年)秘書部長兼神宮奉賛部長。1978年(昭和53年)志波彦神社塩竈神社宮司。1980年(昭和55年)北海道神宮権宮司。1982年(昭和57年)宮司。1983年(昭和58年)神社本庁理事・北海道神社庁長。
  • 原口法義(1930-2016)<1998-2007>:1930年(昭和5年)生。1953年(昭和28年)、国学院大学文学部宗教学科卒。同年明治神宮奉職。明治神宮崇敬会事務局長など歴任。1987年(昭和62年)北海道神宮権宮司。1998年(平成10年)北海道神宮宮司。2001年(平成13年)北海道神社庁長・神社本庁理事。2002年(平成14年)神職身分特級。2007年(平成19年)退任。2016年(平成28年)6月11日死去。87歳。
  • 吉田源彦()<>:

権宮司=

  • 角田秀昭()<-2020>:
  • 間島誉史秀()<2021->:2021年1月1日就任。

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%A5%9E%E5%AE%AE」より作成

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