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南都仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年4月20日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
南都仏教(なんと・ぶっきょう)は、奈良時代の官寺を起源とし、奈良を拠点とする日本仏教の流れ。奈良仏教。厳密には宗派ではないが、他宗派とは異なる独自の歴史、伝統、アイデンティティを現在まで保持しており、一つのグループとして扱うこととする。奈良は日本の真言宗の二大拠点である東寺と高野山の中間地点に当たり、空海が東大寺真言院を創建するなど、南都仏教と真言宗の関係は非常に深い。南都寺院の儀式は真言密教の儀式で行われている。代表的な東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、西大寺、法隆寺で南都隣山会を組織している。