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周防・阿弥陀寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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阿弥陀寺(あみだじ)は、山口県防府市にある真言宗寺院。重源が東大寺再建事業のために各地に設置した東大寺七別所の一つ。現在は華厳宗と真言宗御室派も兼ねる。東大寺関連旧跡も参照。(参考:同名寺院阿弥陀寺)
鎌倉時代、東大寺の復興を任された重源が、その財源となった周防国を経営。大仏完成後、文治3年(1187)、重源が周防国府の近くに創建したのが始まり。後白河法皇の勅願寺という。当初は「浄土宗であった」(知恩院などの末寺であったということか?、単に浄土信仰の寺院であったという意味か?後者なら浄土宗と呼ぶのは誤りでは?)が、寛文年間に真言宗となった。(金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』)
東大寺大勧進が阿弥陀寺住職を兼ね、周防国司となり、国司上人と呼ばれたという(『日本歴史地名大系』ほか)。その政庁は別に寺院化して国庁寺と呼ばれた。