出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
大覚(1297-1364)は、日蓮宗の僧侶。日像の弟子。日蓮に大菩薩の号、日朗に菩薩の号、日像に菩薩の号の下賜を実現した。多くの寺院を建てる。「備前法華」の開祖とされる。妙実、大覚妙実、大覚大僧正、妙実上人。墓は宝塔寺にある。
一覧
- 妙顕寺
- 備中・妙本寺:岡山県加賀郡吉備中央町北(備中国賀陽郡)にある日蓮宗寺院。正和年間に大覚が入ったという。本尊は二尊四士と曼荼羅。日蓮宗久遠寺派。「備前法華」の原点となった寺で、西身延と呼ばれる。日像門流の拠点となった。同派の宗門史跡に指定されている。
- 法宣寺:広島県福山市。
- 本蓮寺:岡山県瀬戸内市牛窓町。
- 妙円寺:岡山県真庭市。
- 松寿寺
- 妙勝寺
- 妙善寺
- 蓮昌寺
- 妙宣寺
- 実相寺
- 宝塔寺:墓。