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三郷組
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2021年11月27日 (土) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
三郷組は大峰山寺に登拝する修験道の行者講で、大峰山寺の運営に関わる阪堺役講の一つ。
1825年(文政8年)、安禅寺、蔵王権現(金峰山寺か)、山上役行者尊の戸張を寄進したことを記す扁額が現存。明治初期には上町組、船場組、天満組、南島組、京橋組、川西組、長柄組があり、三郷七島と呼ばれた。1879年(明治12年)、仁和寺に所属。その後、退転する講社が増え、1896年(明治29年)、上町組と川西組を合併して再編。大阪山上三郷講を結成し、聖護院所属となった。1939年(昭和14年)には27の枝講を擁した。1985年(昭和60年)時点で役員38人、講社22団体、講員354人、参拝券42枚だった。大阪が拠点。喜蔵院を宿坊とし、西儀を定宿とした。2月下旬に太子講、4月初旬に浦江聖天護摩を行っていた。
歴代総長
- 広野与右衛門
- 中井寅之助
- 阪口親平
- 藤田梅造
- 小島平次郎
- 河合金十郎
- 萩藤木之助
- 八木政雄
- 丹生懿威