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出雲大神宮

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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出雲大神宮
いずも だい じんぐう
Izumo-daijingu-tanba (17).JPG山中の磐座
概要 元出雲を称する神社。
奉斎 大国主命、三穂津姫命
(土岐昌訓論文)
所在地 京都府亀岡市千歳町千歳出雲山
所在地(旧国郡) 丹波国桑田郡
所属(現在) (単立)
格式など 式内社名神大社丹波国一宮国幣中社
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目次

概要

歴史

境内

  • 本社:祭神は大国主命・三穂津姫命。現在の本殿は社伝では1350年(正平5年/観応1年)の足利尊氏の造営とされるが、確証はない。1445年(文安2年)銘の棟札がある。近世には「中ノ宮」と呼ばれている。
  • 上の社:祭神は素戔嗚尊・櫛稲田姫尊。現在の社殿は1813年(文化10年)の造営。近世には「上ノ宮」と呼ばれた。
  • 笑殿社:祭神は事代主命・少那毘古名命。近世には「祓殿」とも呼ばれた。
  • 稲荷社:祭神は宇迦之御魂神。
  • 春日社:祭神は建御雷之男神・天児屋根命。
  • 弁財天社:祭神は市杵島姫命
  • 黒太夫社:祭神は猿田毘古神・大山祇神。飛地境内。近世には「一ノ宮」とも呼ばれた。
  • 崇神天皇社:祭神は崇神天皇
  • 祖霊社:祭神は「歴代の神職や役員、総代氏子並びに特別崇敬者の物故者」。飛地境内。黒太夫社のそばにある。
  • 御蔭山:祭神は国常立尊。神体山でもあるとされる。
  • 地当ノ宮:廃絶か
  • 磐座群:御蔭山に至る山道に多くの巨石がある。
  • 古墳:
  • 御蔭の滝:龍神が宿るという。
  • 真名井:名水として知られる。
  • 夫婦岩:
  • 招霊木:御神木。
  • 御供所:1854年(安政1年)再建。
  • 観音堂:本尊は十一面観音。神宮寺と呼ばれた。創建不明。1733年(享保18年)再建か。神仏分離で廃絶。本尊は近くの極楽寺に移されて現存する。

神名の漢字表記は『出雲大神宮史』などに基づく。

組織

大宮司・宮司

  • 広瀬正備
  • 小島備源()<1876-?>:和歌山藩士。1876年(明治9年)1月、出雲神社宮司。著書『異船記』。
  • 藤木保受
  • 広瀬侍郎
  • 広瀬伯紀
  • 岩田昌樹()<-2012>:
  • 岩田昌憲()<2012->:

少宮司・権宮司

  • 岡部譲(1849-1937)<1873-1874>:(略歴は、伏見稲荷大社#組織を参照)
  • 乾満昭(1835-1907)<1874-1876>:薩摩国出身。1835年(天保6年)生。1874年(明治7年)5月28日、出雲神社権宮司。1876年(明治9年)7月22日、広田神社少宮司。1907年(明治40年)3月18日死去。73歳。(略歴は、若狭彦神社#組織を参照)

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%87%BA%E9%9B%B2%E5%A4%A7%E7%A5%9E%E5%AE%AE」より作成

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