春屋妙葩旧跡

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

2018年8月5日 (日) 時点における版

春屋妙葩（1311-1388）は、臨済宗五山派の代表的な禅僧の一人。甲斐出身。平氏。夢窓疎石の甥で、その法を継ぐ。天龍寺10世・南禅寺住職を歴任。足利義満の信任を得て、初の僧録司となる。相国寺を創建（名目上は夢窓疎石が開山）。五山版の刊行を推進。芥室。不軽子。智覚普明国師。

一覧

塔所

• 宝幢寺鹿王院：春屋門下の総塔頭だったという。
• 南禅寺龍華院：
• 天龍寺金剛院：
• 相国寺大智院：
• 建長寺龍興院：

修行寺院

• 虎渓山：夢窓疎石に出会い得度。
• 南禅寺：夢窓疎石のもとで受戒。
• 浄智寺：夢窓疎石に随行。
• 瑞泉寺：夢窓疎石に随行。
• 浄智寺：竺仙梵僊に従う。

創建寺院

• 相国寺：開基は足利義満。
• 相国寺鹿苑院：初代僧録。
• 嵯峨・宝幢寺：開基は足利義満。興聖寺とも。廃絶。
• 光勝院：徳島県鳴門市。開基は細川頼之。夢窓疎石開山の補陀寺の近く。
• 雲門寺：京都府舞鶴市。鹿王院末。
• 崇禅寺：山形県鶴岡市。鹿王院末。廃絶。
• 天寧寺：広島県尾道市。開基は万代氏道円。天龍寺末だったが、現在は曹洞宗。

住職を務めた寺院

• 天龍寺：
• 南禅寺：
• 永興寺：山口県岩国市。開基は大内弘世。春屋妙葩が中興。
• 大光明寺：
• 天龍寺雲居庵：最初に住職を務めた。
• 等持寺：