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結城神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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結城神社
ゆうき じんじゃ
Yuki-jinja (8).jpg境内の墓碑には「結城神君之墓」とある
概要 南朝忠臣を奉斎する神社。
奉斎 結城宗広
(土岐昌訓論文)
所在地 三重県津市藤方2341
所在地(旧国郡)
所属(現在) 神社本庁
格式など 別格官幣社別表神社
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目次

概要

結城神社(ゆうき・じんじゃ)は、三重県津市にある、結城宗広を祀る霊社。宗広の墓所の伝承地は、境内にあるが、他に福島県白河市の関川寺、三重県伊勢市の伊勢・光明寺にもある。


歴史

  • 1338年11月21日:結城宗広、死去。
  • 1632年:藤堂高次が結城明神のそばに千歳山の八幡宮を遷座
  • 1823年:藩儒津阪孝綽が建議。「結城神君之墓」建立。従来の六地蔵は埋めた。
  • 1824年:藤堂高兌が社殿造営。
  • 1874年:結城神社、無格社となる。[1]
  • 1876年10月:川口常文参拝。祭祀再興を決意。[2]
  • 1879年9月:村社に列格。[3]
  • 1879年11月17日:結城宗広、親光、殉難諸士合祀[4]
  • 1880年7月5日:明治天皇巡幸に際して幣帛料15円下賜。侍従萩昌吉を墓所に差遣。[5]
  • 1880年9月6日:神社改造のため明治天皇から200円下賜。[6]
  • 1882年1月24日:別格官幣社に列格[7]
  • 1882年5月1日:告祭式に勅使として三重県令岩村定高差遣[8]
  • 1882年6月30日:例祭日を5/1と定める[9]
  • 1882年10月5日:序列を藤島神社の次位と定める[10]
  • 1883年8月6日:従四位贈位。[11]
  • 1883年9月10日:結城宗広贈位式。[12]
  • 1884年4月25日:結城親光、殉難諸士配祀[13]
  • 1884年5月20日:新社殿造営。[14]
  • 1905年11月6日:贈位上奏
  • 1905年11月12日:結城宗広に正三位贈位。結城親光に正四位贈位[15]
  • 1945年:焼失
  • 再建

境内

組織

宮司

  • 川口常文(1842-1892)<>:伊勢出身。1874年(明治7年)、本居宣長を祀る山室山神社創建に尽力。さらに1882年(明治15年)、結城神社官社昇格に尽くし宮司となった。
  • 東吉貞()<?-1907>:1907/4/30退任
  • 河村常造(1868-?)<1907-1909>:1907年(明治40年)5月1日結城神社宮司。1909年(明治42年)11月19日、石上神宮宮司。(略歴は石上神宮#組織を参照)
  • 青木陳実(1854-1918)<>:1910年(明治43年)頃、結城神社宮司、1913年(大正2年)2月6日、平安神宮宮司。(略歴は宮崎神宮#組織を参照)
  • 亀井真澄()<1913->:1913年3月4日、結城神社宮司。
  • 伊藤真広()<-1917>:1917年(大正6年)5月26日まで結城神社宮司。岩木山神社宮司に転任。
  • 藤井秀任(1857-1915)<1917->:岩木山神社宮司を経て1917年(大正6年)5月26日、結城神社宮司(伊藤真広と交代)。(略歴は霊山神社#組織を参照)
  • 櫟本憲政()<>:1918年在職。
  • 樋口忠延()<>:1923年9月27日まで。
  • 石上清治()<>:竈山神社宮司を経て1923年9月27日結城神社宮司。(略歴は橿原神宮#組織を参照)
  • 大西重俊()<>:1938年5月4日まで。
  • 田島仲康()<>:1938年5月4日から
  • 結城豊太郎()<1947->:
  • 宮崎吉保()<>:
  • 宮崎吉章(1941-2014)<>:
  • (宮崎吉史)()<>:

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%B5%90%E5%9F%8E%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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