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能義神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年10月5日 (金)
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- | '''能義神社''' | + | '''能義神社'''(のき・じんじゃ)は島根県安来市能義町(出雲国意宇郡または能義郡)にある神社。祭神は[[天穂日命]]。[[官社]]。[[県社]]。[[出雲大社関連旧跡]]。[[出雲大社]]、[[熊野大社]]、[[佐太神社]]と共に出雲の四大神とされる。'''野城社'''。'''野城神社'''。'''三社明神'''。 |
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- | [[『出雲国風土記』所載]] | + | [[『出雲国風土記』所載]]の「野城社」に比定される。『延喜式』には「出雲国意宇郡」に項に載せるが、「能義郡」の誤りという説もある。能義郡は意宇郡を分割して設置されたが、新設から間もない時期に『延喜式』が編纂されたため混乱して記載されたという。『延喜式』では「野城神社」に続けて「同社坐大穴持神社」「同社坐大穴持御子神社」が記載される。この三社を祀るために三社明神とも呼ばれた。『三代実録』によると「野義神」に867年(貞観9年)5月2日に従五位上、871年(貞観13年)11月10日、正五位下を授けられた。1611年(慶長16年)大火で焼失。堀尾吉晴が再建。千家家・北島家の両出雲国造は就任の際に奉告参拝をするという。1873年(明治6年)10月県社。(日本歴史地名大系ほか) |
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2018年10月5日 (金) 時点における最新版
能義神社(のき・じんじゃ)は島根県安来市能義町(出雲国意宇郡または能義郡)にある神社。祭神は天穂日命。官社。県社。出雲大社関連旧跡。出雲大社、熊野大社、佐太神社と共に出雲の四大神とされる。野城社。野城神社。三社明神。
歴史
『出雲国風土記』所載の「野城社」に比定される。『延喜式』には「出雲国意宇郡」に項に載せるが、「能義郡」の誤りという説もある。能義郡は意宇郡を分割して設置されたが、新設から間もない時期に『延喜式』が編纂されたため混乱して記載されたという。『延喜式』では「野城神社」に続けて「同社坐大穴持神社」「同社坐大穴持御子神社」が記載される。この三社を祀るために三社明神とも呼ばれた。『三代実録』によると「野義神」に867年(貞観9年)5月2日に従五位上、871年(貞観13年)11月10日、正五位下を授けられた。1611年(慶長16年)大火で焼失。堀尾吉晴が再建。千家家・北島家の両出雲国造は就任の際に奉告参拝をするという。1873年(明治6年)10月県社。(日本歴史地名大系ほか)