ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
開封
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(版間での差分)
(?その他) |
|||
48行: | 48行: | ||
*[[開封東大寺]]:河南省開封市順河回族区。 | *[[開封東大寺]]:河南省開封市順河回族区。 | ||
+ | |||
+ | ==資料== | ||
+ | *「宋都開封の旧城と旧城空間について」[http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/UCRC/wp-content/uploads/2014/03/p79.pdf] | ||
+ | *「玉清昭応宮の建造とその炎上」[http://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/contents/osakacu/kiyo/111E0000014-12-12.pdf] | ||
[[category:中華人民共和国河南省|*]] | [[category:中華人民共和国河南省|*]] |
2017年12月18日 (月) 時点における版
開封(かいふう)は、河南省開封市にある、北宋の都だった古代都市。長安と同じく、宮城が南面し、市街地の東部に太廟、西部に社稷がある。
目次 |
宮城
- 慈福殿?:河南省開封市。
旧城西部
- 社稷:河南省開封市。太廟遷座と同時期に五代後周の太祖の代に創建。廃絶。
- 太平興国寺:河南省開封市。宋の太宗が再興。インド僧が訳経に従事。日本僧も多数滞在。廃絶。
- 啓聖院:河南省開封市。日本の奝然がうでん王が造った釈迦如来像(現在の嵯峨清涼寺本尊)を得たところ。
- ケン廟:ゾロアスター教寺院
- 景霊東宮:
旧城東部
- 太廟:河南省開封市。五代後周太祖の広順3年(953)に洛陽から遷座。設備はそのまま宋代に引き継がれたとみられる。廃絶。
- 大相国寺:河南省開封市鼓楼区。日本相国寺の支援で復興。
- 景霊宮:河南省開封市。皇帝歴代を祀る道教施設。
- 観音院
- 上清宝簶宮:宮城の東に隣接。
- 四聖院
新城北部
- 玉清昭応宮:河南省開封市。宮城の真北に隣接。
新城西部
- 開封・武成王廟:河南省開封市。
- 延真観
- 龍徳宮
- 建隆観
新城東部
その他
- 円丘:天壇
- 禹王廟:河南省開封市。夏朝の初代禹王の霊廟。治水の神として信仰されている。李白、杜甫、高適を祀る霊廟もある。
- 包公祠:河南省開封市。宋代、役人の不正を取り締まった高潔な政治家包拯を祀った霊廟。開封で死去した。各地の霊廟で最大規模。
- 張良墓:河南省開封市。秦末から漢初に劉邦に仕えた軍師張良の墓。
- 岳飛廟:河南省開封市祥符区。岳飛の霊廟。岳飛が金軍を破った場所にある。
- 開封のシナゴーグ:河南省開封市。開封には宋代から19世紀末まで他のユダヤ社会から独立した、小規模なユダヤ人のコミュニティがあったとされる。
- 延慶観:河南省開封市。全真教開祖王重陽の霊廟がある道観。彼は開封で死去した。
- 開封東大寺:河南省開封市順河回族区。