千葉県護国神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2022年2月28日 (月)

中央区弁天の旧社殿

千葉県護国神社（ちばけん・ごこくじんじゃ）は、千葉県千葉市若葉区桜木にある、県内の戦没者などを祀る招魂社。内務大臣指定護国神社。神社本庁別表神社。占領期の名称は頌徳神社。

祭神

• 1878年(明治11年)1月27日：14柱
• 2022年2月25日：57828柱（産経新聞26日付）

歴史

• 1878年(明治11年)1月27日：県庁公園に創建。14柱を合祀。（『靖国神社百年史』）
• 1889年(明治22年)：県社千葉神社に遷座。（『靖国神社百年史』）
• 1904年(明治37年)：千葉神社焼失。（『神道史大辞典』）
• 1915年(大正4年)：千葉神社再建（『神道史大辞典』）
• 1937年(昭和12年)3月：改築し、亥鼻山を新社地とすることを決定。同年起工（『靖国神社百年史』）（神社ウェブサイト）
• 1943年(昭和18年)3月：新社殿竣工。（神社ウェブサイト）
• 1943年(昭和18年)4月15日：内務大臣指定の「千葉県護国神社」となる。（『靖国神社百年史』）
• 1943年(昭和18年)4月19日：遷座祭。（『靖国神社百年史』）
• 1945年(昭和20年)7月7日：戦災で社殿回廊焼失（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1946年(昭和21年)10月：仮本殿、造営。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1947年(昭和22年)4月8日：「頌徳神社」（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1952年(昭和27年)6月23日：復称（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1960年(昭和35年)11月10日：合祀概了奉告祭（ＨＰには10/10とある）（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1961年(昭和36年)7月：遺族の要望を踏まえて、中央区弁天の忠霊塔隣地を新社地とすることを決定。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1965年(昭和40年)11月10日：終戦20周年記念大祭。幣帛料。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1966年(昭和41年)9月：中央区弁天に造営開始（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1967年(昭和42年)8月：新社殿竣工。（『神道史大辞典』）
• 1967年(昭和42年)9月30日：中央区弁天に遷座（『靖国神社百年史』の10/01は誤り。）（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1967年(昭和42年)10月1日：正遷座奉祝祭。幣帛料奉納（ＨＰに11/01-03とあるが、10月の誤りか）。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1973年(昭和48年)10月13日：天皇・皇后参拝。幣帛料（神社ウェブサイト）
• 1975年(昭和50年)11月10日：30周年。幣帛料（神社ウェブサイト）
• 1978年(昭和53年)10月10日：創立100年大祭（神社ウェブサイト）
• 1985年(昭和60年)10月10日：40周年。幣帛料（神社ウェブサイト）
• 1992年(平成4年)11月7日：幣帛料下賜（全国豊かな海づくり大会行幸？）（神社ウェブサイト）
• 1995年(平成7年)6月22日：創立115年記念事業神社修復整備工事竣工（神社ウェブサイト）
• 1995年(平成7年)10月10日：50周年。幣帛料（神社ウェブサイト）
• 1996年(平成8年)7月1日：別表神社となる。（神社ウェブサイト）
• 1998年(平成10年)4月10日：創立120年大祭（神社ウェブサイト）
• 2003年(平成15年)5月17日：幣帛料下賜（全国植樹祭行幸）（神社ウェブサイト）
• 2005年(平成17年)9月27日：大東亜戦争終結60周年記念事業大鳥居再建・社殿修復工事竣工（神社ウェブサイト）
• 2005年(平成17年)10月10日：60周年。幣帛料（神社ウェブサイト）
• 2022年2月25日：中央区弁天から若葉区桜木へ新しい社殿を造営して遷座。

組織

宮司

• 河崎勝正（）<>：千葉県神社庁参事。千葉県神社庁副庁長。穂高神社宮司、小御門神社宮司か。
• 根本正（）<>：千葉県出身。1911年(明治44年)生。1935年(昭和10年)国学院大学神道部卒。平安神宮雇、八坂神社雇、梨木神社主典、北野天満宮主典、箱根神社主典を経て1943年(昭和18年)千葉県祭務官補、1944年(昭和19年)香取神宮主典、1946年(昭和21年)香取神宮禰宜。1965年(昭和40年)千葉県護国神社宮司。
• 竹中啓悟（）<>：1982年(昭和57年)靖国神社に奉職。祭儀課長。1994年(平成6年)千葉県護国神社禰宜。1997年(平成9年)4月1日、千葉県護国神社宮司。千葉県神社庁副庁長。