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蓮華光院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''蓮華光院'''(れんげこういん)は、京都府京都市東山区にあった、[[真言宗]]の[[門跡寺院]]。元は[[仁和寺]]の[[院家]]として太秦安井に建てられた。のち東山に移された。[[大覚寺]]が兼帯した時期もある。明治に廃絶となったが、旧鎮守の[[安井金比羅宮]]が残る。'''安井門跡'''、'''下河原門跡'''、'''小川門跡'''、'''岡崎門跡'''などと呼ばれた。 | + | '''蓮華光院'''(れんげこういん)は、京都府京都市東山区にあった、[[真言宗]]の[[門跡寺院]]。元は[[仁和寺]]の[[院家]]として太秦安井に建てられた。のち東山に移された。[[大覚寺]]が兼帯した時期もある。明治に廃絶となったが、旧鎮守の[[安井金比羅宮]]が残る。'''安井門跡'''、'''下河原門跡'''、'''小川門跡'''、'''岡崎門跡'''などと呼ばれた。[[上乗院門跡]]と混同されることもあったという。 |
==歴代住職== | ==歴代住職== |
2017年2月26日 (日) 時点における版
蓮華光院(れんげこういん)は、京都府京都市東山区にあった、真言宗の門跡寺院。元は仁和寺の院家として太秦安井に建てられた。のち東山に移された。大覚寺が兼帯した時期もある。明治に廃絶となったが、旧鎮守の安井金比羅宮が残る。安井門跡、下河原門跡、小川門跡、岡崎門跡などと呼ばれた。上乗院門跡と混同されることもあったという。
歴代住職
- 道尊:以仁王の王子。東大寺別当、東寺長者、仁和寺別当。安井宮。
- 道乗(1215-1273):頼仁親王の王子。上乗院門跡住職。東寺長者。小島宮と呼ばれた。
- 道円法親王:土御門天皇の皇子。西院宮、安井宮。
- 道融
- 性融法親王:亀山天皇皇子。
- 益助法親王:岩蔵宮出身。上乗院門跡住職。
- 益性法親王:亀山天皇皇子。上乗院門跡住職。
- 益守法親王
- 乗朝法親王:常盤井宮恒明親王の王子。上乗院宮。上乗院門跡住職。
- 道永法親王:上乗院門跡住職。
- 寛守法親王:上乗院門跡住職。
- 道朝法親王:後円融天皇の第2皇子。上乗院門跡住職。
- 義昭(義照)
- 性演:中興
- 道恕:久我広道の子。東寺長者。
- 了尊
(『日本仏家人名辞書』、望月信亨『仏教大辞典 付録』)