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チベット仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月27日 (土)
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**コンカル派:クンガー・ナムギェル(1432-1496)が開祖。ゾン派とも。 | **コンカル派:クンガー・ナムギェル(1432-1496)が開祖。ゾン派とも。 | ||
*[[カダム派]]:アティーシャ、ドムトゥンが開祖。 | *[[カダム派]]:アティーシャ、ドムトゥンが開祖。 | ||
+ | *ジョナン派:チョナン派 |
2023年5月27日 (土) 時点における最新版
チベット仏教は、北伝仏教の流れの一つで、特に密教を伝えている。チベット、モンゴル、ブータン、ネパール、インド・シッキム地方、インド・ラダック地方に分布する。特定の高僧を仏の化身と見做し、世代を超えて転生するという転生活仏制度を特色とする。寺院はゴンパやラカンと呼ばれ、独自の建築様式を持つ。
中央アジアに広がる。ブータンでは現在も国教的地位を占め、国家としてはドゥク派を、民間ではニンマ派を信仰している。
目次 |
歴史
モンゴル国
1936年から1939年にかけてスターリンの指示で仏教弾圧が行われた。約900寺が外モンゴルにあったがほとんどが廃滅し、ガンダン寺など一部を残して博物館に転用されるなどした。反革命罪で2万人の僧が銃殺されたという。(嘉木揚凱朝「文化大革命後のモンゴル仏教の様態」[1])
一覧
- アチェンガル寺
- アルチ寺院
- デルゲ寺
- ダブディ寺院
- タントゥク寺
- タボ寺院
- トリン寺
- カチャル寺
- サンガチューリン寺院
- サンドペルリ寺
- ゴムコラ寺
- クルジェ寺
- キチュ寺
- ラルン寺
- ラルンガル寺
- ラマユル寺院
- ラプラン寺
- ヤンパチェン寺
- ピャン寺院
- ナムギャルツェモ寺院
- タボ寺
- サンプ寺
- サンドペルリ寺
- ジャンペ寺
- ジョナン寺
- ソンツェリン寺
- タクツァン寺
- タクテンプンツォクリン寺
- タクルン寺
- タシディン寺院
- チャムパリン寺
- チャンガンカ寺
- ツェルグンダン寺
- ツクラカン寺院
- ドゥプトプ寺
- ナルタン寺
- ニャルマ寺院
- パンリザンパ寺
- ペマヤンツェ寺院
- ラデン寺
- 蔵王陵
- 文成公主廟
- チョモラリ山
- タシチョゾン宮殿
- 三神山
- 梅里雪山
- 白居寺
- 大護国仁王寺
- エンチェイ寺院
- グゲ王宮
- シャンション寺
- メモルアルチョルテン
中国
宗派
- ゲルク派
- ニンマ派:パドマサンバヴァを開祖とする。
- カギュ派:マルパと、チベットの詩聖とされるミラレパを開祖とする。
- シャン派:キュンポ・ケートゥプ。教団は現存しない。
- タクポ派:ガムポパ系の総称
- ツェル派:ガムポパの弟子ツゥンドゥー・タクパ。
- バロム派:
- カルマ派:最大流派。ガムポパの弟子トゥースム・キェンパ。
- パクモドゥ派:ガムポパの弟子ドルジェギェルポ。政権を築く。
- ディクン派:ドルジェギェルポの弟子リンチェン・ベル。1285年から1291年まで元朝に反乱を起こすが鎮圧される。
- ドゥク派:ドルジェギェルポの孫弟子のツァンパ・ギャレー、イェシェー・ドルジェ。
- 北ドゥク派:
- 南ドゥク派:ガワン・ナムゲル。ブータン王国の国教。
- タクルン派:タンパ・チェンポ。
- ヤーサン派:教団は現存しない。
- トプ派:教団は現存しない。
- シュクセプ派:教団は現存しない。
- イェル派:教団は現存しない。
- マルツァン派:教団は現存しない。
- リンプン派:
- サキャ派:政権を築く。
- ゴル派:クンガーサンポ(1382-1456)が開祖。
- ツァル派:ロセル・ギャツォ(1502-1566)が開祖。
- コンカル派:クンガー・ナムギェル(1432-1496)が開祖。ゾン派とも。
- カダム派:アティーシャ、ドムトゥンが開祖。
- ジョナン派:チョナン派