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春屋妙葩旧跡
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年8月12日 (日)
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2018年8月12日 (日) 時点における最新版
春屋妙葩(1311-1388)は、臨済宗五山派の代表的な禅僧の一人。甲斐出身。平氏。夢窓疎石の甥で、その法を継ぐ。天龍寺10世・南禅寺39世・建長寺54世を歴任。足利義満の信任を得て、初の僧録司となる。相国寺を創建(名目上は夢窓疎石が開山)。五山版の刊行を推進。芥室。不軽子。智覚普明国師。
目次 |
一覧
塔所
- 宝幢寺鹿王院:春屋妙葩の塔所。春屋門下の総塔頭だったという。遺骸を埋葬。
- 天龍寺金剛院:春屋妙葩の塔所。
- 南禅寺龍華院:春屋妙葩の塔所。爪髪を三分した一つ。
- 相国寺大智院:春屋妙葩の塔所。爪髪を三分した一つ。
- 建長寺龍興院:春屋妙葩の塔所。爪髪を三分した一つ。
修行寺院
創建寺院
- 相国寺:開基は足利義満。
- 相国寺鹿苑院:初代僧録。
- 嵯峨・宝幢寺:開基は足利義満。興聖寺とも。廃絶。
- 光勝院:徳島県鳴門市。開基は細川頼之。夢窓疎石開山の補陀寺の近く。
- 丹後・雲門寺:京都府舞鶴市。鹿王院末。
- 出羽・崇禅寺:山形県鶴岡市。鹿王院末。廃絶。
- 備後・天寧寺:広島県尾道市。開基は万代氏道円。天龍寺末だったが、現在は曹洞宗。