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京都・最勝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年9月15日 (木)
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- | '''最勝寺''' | + | [[file:平安京復元模型・平安京創生館・岡崎-最勝寺.jpg|thumb|500px|最勝寺(平安京復元模型・平安京創生館展示)]] |
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- | + | '''最勝寺'''(さいしょうじ)は[[平安京]]郊外の[[白河殿]]に付属した[[鳥羽天皇]]の[[御願寺]]。[[天台宗]]。[[六勝寺]]の一つ。現在の岡崎公園野球場のあたりにあった。東には[[法勝寺]]、西には[[京都・尊勝寺]]、南には[[円勝寺]]があった。(参考:同名寺院[[最勝寺]]) | |
+ | 鳥羽天皇が1118年(元永1年)12月17日に創建。落慶法要には鳥羽上皇、白河上皇が隣席した。金堂、薬師堂、塔があった。その後、灌頂堂、五大堂が建てられた。行尊が最勝寺別当を務めている。1314年(正和3年)2月14日、伽藍焼失。1331年(元弘1年/元徳3年)8月、[[青蓮院門跡]]の管轄下とされた。その後、衰退して応仁の乱で廃絶したと伝える。 | ||
+ | (国史大辞典、日本歴史地名大系) | ||
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2022年9月15日 (木) 時点における最新版
最勝寺(さいしょうじ)は平安京郊外の白河殿に付属した鳥羽天皇の御願寺。天台宗。六勝寺の一つ。現在の岡崎公園野球場のあたりにあった。東には法勝寺、西には京都・尊勝寺、南には円勝寺があった。(参考:同名寺院最勝寺)
鳥羽天皇が1118年(元永1年)12月17日に創建。落慶法要には鳥羽上皇、白河上皇が隣席した。金堂、薬師堂、塔があった。その後、灌頂堂、五大堂が建てられた。行尊が最勝寺別当を務めている。1314年(正和3年)2月14日、伽藍焼失。1331年(元弘1年/元徳3年)8月、青蓮院門跡の管轄下とされた。その後、衰退して応仁の乱で廃絶したと伝える。 (国史大辞典、日本歴史地名大系)