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藤崎八旛宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年10月24日 (日)
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御旅所として[[段山八幡宮]]がある。 | 御旅所として[[段山八幡宮]]がある。 | ||
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*先師社:大日本武徳会熊本支部武徳殿から遷座。「肥後武道先師」を祀る[[祖霊社]]。 | *先師社:大日本武徳会熊本支部武徳殿から遷座。「肥後武道先師」を祀る[[祖霊社]]。 | ||
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2021年10月24日 (日) 時点における最新版
藤崎八旛宮 ふじさき はちまんぐう | |
概要 | 諸国三宮の八幡宮。宇佐神宮五所別宮の一社。 |
奉斎 | 応神天皇 (土岐昌訓論文) |
所在地 | 熊本県熊本市井川淵町3-1 |
所在地(旧国郡) | 肥後国三根郡 |
所属(現在) | 神社本庁 |
格式など | 肥後国三宮・国幣小社・別表神社 |
関連記事 | 八幡信仰・宇佐八幡宮五所別宮 |
目次 |
概要
藤崎八旛宮(ふじさき・はちまんぐう)は、熊本県熊本市中央区にある八幡信仰の神社。祭神は応神天皇・住吉大神・神功皇后。肥後国三根郡。肥後国三宮・国幣小社・別表神社。石清水八幡宮別宮で宇佐八幡宮五所別宮の一つ。 13年を式年とした式年遷宮の旧例があった。藤崎宮。藤崎八幡宮。
歴史
承平5年(935)、平将門の乱調伏のため、勅願で石清水八幡宮の分霊を肥後国飽田郡宮崎庄の茶臼山に祀ったのが起源。以後、朝廷の崇敬を得た。 一説には、最初に祀られたのは池畑村(南区白藤)とも、石村八幡宮(山鹿市)ともいう。 何度も炎上と再建を繰り返したが、宇佐神宮に準じて国衙が造営を担当した。 天文11年(1542)、後奈良天皇から賜った勅額に「八旛」とあり、以来この文字を用いるという。 熊本の総鎮守として歴代領主の崇敬を受け、加藤清正は茶臼山に熊本城を築城。この時、藤崎八旛宮は三の丸に取り込まれた。現在の藤崎野球場の当たり。清正は200石寄進。細川氏も200石を認めた。 明治10年(1877)、西南戦争で全焼。翌年、現在地に遷座。明治18年社殿を造営した。県社となり、大正4年、国幣小社。 昭和11年(1936)の鎮座1000年祭に合わせて社殿造営。旧拝殿は加久藤神社に譲渡された。 別当として神護寺(天台宗)・弥勒寺・勝城寺・妙楽寺があった。
神職や社僧の菩提寺として円光寺(熊本市中央区京町)があった。跡地に歴代神職や神護寺歴代の墓地が残る。 御旅所として段山八幡宮がある。 (日本歴史地名大系、国史大辞典)
境内
- 武内社:祭神は武内宿禰。
- 六所宮:祭神は加茂大神、春日大神、松尾大神、稲荷大神、八坂大神、貴船大神。
- 先師社:大日本武徳会熊本支部武徳殿から遷座。「肥後武道先師」を祀る祖霊社。
- 荒人社:祭神は橘能員。社家の祖。
- 菅原社:
- 三光宮:
- 日田社:祭神は大蔵永弘、大蔵永興、大蔵永季、三毛入野神、老松神。
- 灰塚社:
- 御崎社:
- 藤井垣社:
組織
宮司
- 岩下忠佳
- 岩下通弘
画像
参考文献
- 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』