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日本の慰霊施設

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年3月22日 (金)

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日本の慰霊施設

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左:千鳥ケ淵戦没者墓苑 右:沖縄県営平和祈念公園 沖縄平和祈念堂

目次

概要

日本の主要な慰霊施設を、戦争関連慰霊施設を中心に紹介する。

平和の礎

日本

海外

大規模慰霊施設の一覧

大規模慰霊施設
整理
番号
名称 所在地 コメント
1 千鳥ケ淵戦没者墓苑 東京都千代田区三番町 日本国政府の「無名戦没者の墓」である。358269柱が祀られている(2010年(平成22年)5月現在。環境省千鳥ケ淵戦没者墓苑ウェブサイト)。1959年(昭和34年)3月28日に創建された。行政的な位置づけは環境省管轄の「公園の性格を有する墓地公園」であるという(環境省千鳥ケ淵戦没者墓苑ウェブサイト)。毎年、5月に厚生労働省主催による「拝礼式」を行っている。
2 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 広島県広島市中区中島町1-6
3 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 長崎県長崎市平野町7-8
4 国立沖縄戦没者墓苑 沖縄県糸満市摩文仁577 沖縄県営平和祈念公園内
5 太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔 兵庫県姫路市西延末475番地 手柄山中央公園内 1956年(昭和31年)10月26日、建立。毎年、10月26日に「追悼平和祈念式」を行っている。日本全国の113戦災都市の空爆などの犠牲者を祀る。「姫路市平和資料館」が隣接している。
6 東京都慰霊堂 東京都墨田区横網2丁目3-25 関東大震災の死者および東京大空襲の死者を祀る東京都の慰霊施設。関東大震災遭難死者の約5万8000柱および東京大空襲殉難者の約10万5000柱の遺骨、合計16万3000柱の遺骨を奉安している。1930年(昭和5年)、関東大震災の遭難死者の遺骨を奉安するために創建され、「震災記念堂」と称した。のち東京大空襲の殉難者の遺骨を合わせて奉安した。1951年(昭和26年)9月に「東京都慰霊堂」と改称した。毎年、3月10日(東京大空襲の日)と9月1日(関東大震災の日)に「慰霊大法要」が行われている。。
7 東京都戦没者霊苑 東京都文京区春日1丁目14-4 東京都の戦没者慰霊施設である。約16万柱の戦没者が祀られている。1960年(昭和35年)6月に創建。1988年(昭和63年)に改修。遺品展示室が付属している。
8 神奈川県戦没者慰霊堂 神奈川県横浜市港南区最戸2-19-1 神奈川県の戦没者慰霊施設である。約5万8000柱の戦没者が祀られている。1953年(昭和28年)11月5日に創建。毎年5月10日に神奈川県主催の「神奈川県戦没者追悼式」が行われている。「かながわ平和祈念館」が付属している。
9 沖縄県営平和祈念公園 沖縄県糸満市摩文仁577
10 広島市営平和記念公園 広島県広島市中区中島町
11 長崎市営平和公園 長崎県長崎市松山町9-44
12 自衛隊殉職者慰霊碑 東京都新宿区市谷本村町5-1 防衛省の自衛隊殉職者慰霊碑。殉職隊員1737柱(2003年(平成15年)現在)を祀る。1962年(昭和37年)に建立された。1980年(昭和55年)に改修。1998年(平成10年)、防衛庁(当時)本庁庁舎の市ヶ谷駐屯地移転に伴って改修したが、敷地狭隘のため、2003年(平成15年)8月、整備。建立前の1957年(昭和32年)より毎年「自衛隊殉職隊員追悼式」を実施している。(「防衛庁の市ヶ谷地区への移転等 に係る取組」ほか)
13 教育塔 大阪府大阪市中央区大阪城 教職員児童学生の殉難者を祀る慰霊施設。約2万7000柱を祀る。1934年(昭和9年)、室戸台風の犠牲者を慰霊するために、帝国教育会が計画。1936年(昭和11年)10月30日、建立。1948年(昭和23年)、日本教育会解散のため、日本教職員組合に移管される。(教育塔ウェブサイト)
14 産業殉職者霊堂 東京都八王子市狭間町1992 産業災害の殉難者を祀る慰霊施設。22万7000柱を祀る。1972年(昭和47年)、労働福祉事業団(現・独立行政法人労働者健康福祉機構)が創建した。毎年、10月に「産業殉職者合祀慰霊式」が行われている。「高尾みころも霊堂」ともいう。
15 慰霊の園 群馬県多野郡上野村楢原2218-23 昭和62年の日本航空機墜落事故の慰霊碑。
16 昇魂の碑 群馬県多野郡上野村 昭和62年の日本航空機墜落事故の慰霊碑。
17 慰霊と復興のモニュメント 神戸市中央区加納町6-4 東遊園地 平成7年1月17日の阪神淡路大震災の慰霊碑。地下には「瞑想空間」が設置されている。建立者は「慰霊と復興のモニュメント設置実行委員会」か。神戸市役所の隣接地にある。毎年、1月17日には「阪神淡路大震災1.17のつどい」が行われている。(神戸市ウェブサイト)
18 鎮魂の森 宮城県気仙沼市安波山ほか 東日本大震災の犠牲者の慰霊施設として計画されている施設。宮城県気仙沼市を始め、被災地10ヶ所程度に設置される予定という。津波の際の避難所も兼ねる予定らしい。(北海道新聞「気仙沼市に「鎮魂の森」第1号 震災1年の3月から植樹」01/11 18:28[1]

ギャラリー

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