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ヤマトタケル信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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ヤマトタケル信仰 |
目次 |
概要
日本武尊は景行天皇の皇子。仲哀天皇の父。幼名を小碓命という。軍神。連歌の神とされる。
系譜
旧跡
墓所
- 日本武尊墓:三重県亀山市田村町名越。皇室治定。能褒野神社が隣接。王塚、丁字塚とも。能褒野王塚古墳。
- 日本武尊墓 武備伝承地:三重県鈴鹿市長澤町北能褒野。治定外。かつては武備神社が付属し、現在は伊勢長沢・長瀬神社となっている。 武備塚。武備塚古墳。
- 日本武尊墓 双児塚伝承地:三重県鈴鹿市長澤町鈴木田。治定外。双児塚。双児塚古墳群。
- 加佐登白鳥塚:三重県鈴鹿市石薬師町。治定外。加佐登神社に隣接。白鳥塚。
白鳥陵
白鳥陵(しらとり の みささぎ、しらとり りょう)は、日本武尊の魂が白鳥の姿となって降臨した塚。記紀に登場する2箇所のほか、各地に伝承地がある。現在は、記紀に登場する羽曳野白鳥陵と琴弾原白鳥陵の2箇所のみが宮内庁に管理されている。このほかに熱田神宮付近の塚が同神宮によって管理されている。日本武尊の墳墓は、能褒野「墓」であるのに対して、白鳥陵は陵の名称が付けられている。「陵」の名が付くが、近代の陵墓制度においては、皇室典範第27条にいう「天皇、皇后、太皇太后及び皇太后を葬る所を陵」ではなく、「白鳥陵」という分類となっている。「陵墓等」の「等」に含まれる火葬塚や陵墓参考地に類した扱いである。しかし、羽曳野白鳥陵には「陵」に見られる拝所の設備が整備されている(琴弾原白鳥陵にはない)。
- 羽曳野白鳥陵:大阪府羽曳野市軽里。皇室治定。旧市白鳥陵。前の山古墳(前ノ山古墳)。軽里大塚古墳。
- 羽曳野白鳥陵_峰ケ塚伝承地:大阪府羽曳野市軽里。治定外。峰ケ塚古墳。
- 羽曳野白鳥陵_伊岐宮伝承地:︎大阪府羽曳野市古市。治定外。伊岐宮。白鳥神社古墳。一度は治定された。河内・白鳥神社がある。
- 琴弾原白鳥陵:奈良県御所市富田。皇室治定。
- 琴弾原白鳥陵_鑵子山考証地:奈良県御所市柏原鑵子山。治定外。鑵子塚古墳。
- 熱田白鳥陵:愛知県名古屋市熱田区白鳥。治定外。熱田神宮が管理。
- 加佐登白鳥塚:三重県鈴鹿市加佐登町。治定外。加佐登神社に隣接。
神社
- 熱田神宮:
- 大鳥大社:
- 建部大社:
- 金鑚神社:
- 妙義神社:
- 古峰神社:
- 焼津神社:静岡県焼津市。県社。
- 姉埼神社:千葉県市原市姉崎。県社。日本武尊が創建し、後に合祀されたという。
- 大宮熱田神社:長野県松本市梓川。県社。
- 岡山神社:岡山県岡山市北区。県社。
- 白和瀬神社:福島県福島市。県社。
- 草薙神社:静岡県静岡市清水区。県社。
- 足柄神社:神奈川県南足柄市。県社。
- 常宮神社:福井県。県社。
- 櫛田宮:佐賀県神埼郡神埼町。県社。
- 橘樹神社:千葉県茂原市。県社。主祭神は妻の弟橘比売命。日本武尊も合祀。上総国二宮。
- 鳥出神社:三重県四日市市。県社。
- 相模・松原神社:神奈川県小田原市。県社。
- 常陸・吉田神社:茨城県水戸市。県社。
- 三河・六所神社:愛知県豊田市。県社。
- 寒田神社:神奈川県足柄上郡松田町。県社。
- 酒折宮:山梨県甲府市。村社。
- 走水神社:神奈川県横須賀市。
- 碓氷峠・熊野神社:県社。