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本地堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年8月16日 (水)
本地堂は本地垂迹説に基づき神祇や高僧などの本地仏を祀る仏堂。形も規模も様々。神仏習合思想が多いが、必ずしも神祇ではなく仏尊の化身と考えられた高僧の本地仏の場合もある。神宮寺の本堂だった場合もある。本地堂と呼ばなくても本地堂というにふさわしいものもあった。神仏分離で破却されたものも多い。
一覧
- 日光東照宮本地堂
- 知恩院勢至堂
- 久能山東照宮本地堂
- 飛騨東照宮本地堂:建物は現存。
- 防府天満宮観音堂:神仏分離で神社の所管ではなくなったが現存。
- 金峰山寺本地堂:近年建立された点は珍しい
- 日吉東照宮本地堂:移築されて延暦寺大講堂として現存。
- 南宮大社本地堂:真禅院に移築されて現存
- 広島東照宮本地堂:現存
- 金沢東照宮本地堂:長田菅原神社の拝殿として移築
- 上野東照宮本地堂:本尊が寛永寺大仏堂パゴダに移されて現存。
- 仙波東照宮本地堂:寛永寺本堂として移築。
- 川崎東照宮本地堂:東光院に移築。
- 園城寺護法社本地堂