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琉球・遍照寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年12月28日 (土)
遍照寺(へんじょうじ)は、琉球にあった真言宗寺院。末吉宮の神宮寺。万寿寺ともいう。 沖縄仏教、琉球王朝の国家祭祀も参照。 (参考:同名寺院遍照寺_(同名))
- 景泰年間:天界寺鶴翁が末吉宮を創建。その後、万寿寺を創建した。当初は禅宗(臨済宗か)だった。察度王、武寧王が創建したともいう。
- 1610年:火災
- 1644年:国王参詣が始まる(琉球国由来記)
- 1671年:琉球・護国寺頼昌が王府の許可を得て万寿寺を真言宗に改宗。
- 1763年:遍照寺と改称。薩摩大乗院の命による。10代将軍徳川家治の娘の万寿姫の名を避けるためという。
(『日本歴史地名大系』)