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神宮教

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

2012年1月11日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
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伊勢神宮の布教組織。のち財団法人神宮奉斎会となる。


地方本部と大神宮

戦後、神宮奉斎会の本院および地方本部は「神社」化する方針となった。廃絶したところもあるが、「●●大神宮」と称して存続しているところが多い。


神社名 神宮奉斎会時代の名称(廃止時点) 所在地 合祀先 備考
東京大神宮 本院 東京都千代田区富士見2丁目4-1
神宮教院三重県伊勢市
函館大神宮(合祀) 北海道地方本部 (北海道函館区船見町71) 住三吉神社 現在の「海上保安庁函館航路標識事務所職員宿舎」のあたりにあった(「最近実測函館精図」[1]」)。1956年(昭和31年)、住三吉神社に合祀された(『北海道神社庁誌』30頁)。
京都大神宮 京都地方本部 京都府京都市下京区貞安前之町622
兵庫大神宮(合祀?) 兵庫地方本部 (兵庫県神戸市兵庫区地方橋上5) 七宮神社
大津大神宮 滋賀地方本部 滋賀県大津市小関町3-26 滋賀県神社庁に付属している。
長崎大神宮 長崎地方本部 長崎県長崎市栄町6-12
新潟大神宮 新潟地方本部 新潟県新潟市中央区西大畑町5195
大垣大神宮 岐阜地方本部 岐阜県大垣市郭町1丁目96 常葉神社内にある。
上田大神宮 長野地方本部 長野県上田市中央北2丁目5-5
仙台大神宮 宮城地方本部 宮城県仙台市青葉区片平1丁目3-6
秋田大神宮 秋田地方本部 秋田県秋田市千秋城下町5-21
金沢大神宮 石川地方本部 石川県金沢市大手町15-30
鳥取大神宮 鳥取地方本部 鳥取県鳥取市西町4丁目
松山大神宮(合祀) 愛媛地方本部 (愛媛県松山市西堀端町8) 東雲神社 現在の「南海放送本社」あたりにあった(「改正松山市街全図」[2])。
香川大神宮(高松大神宮) 香川地方本部 香川県高松市丸の内6-27 『沿革史』には高松大神宮とあるが、現在は「香川大神宮」と名乗っているようだ。
高知大神宮 高知地方本部 高知県高知市帯屋町2丁目7-2 
中津大神宮 大分地方本部 大分県中津市二ノ丁1273-1
熊本大神宮 熊本地方本部 熊本県熊本市本丸3-5 熊本城跡にある。
(廃絶?) 山形地方本部 (山形県西田川郡鶴岡町馬場町2) 現在の「丸谷医院」「荘内日報社」のあたりにあった。西田川郡役所の隣にあった。戦後「神社」化する予定のようだったが、廃絶したか。
(廃絶?) 岩手地方本部 (岩手県盛岡市八幡町?) 戦後「神社」化する予定のようだったが、廃絶したか。
(靱大神宮)(合祀) 大阪地方本部 (大阪府大阪市西区靭南通2-10) 石津太神社 現在の「天理教飾大分教会」の地にあった([3][4])。「靱大神宮」は神宮奉斎会時代の通称。
(廃絶?) 愛知地方本部 (愛知県名古屋市西新町2-6) 現在の「名古屋東急ホテル」の西側あたりにあった(「名古屋市街新地図」[5])。当時の県庁と市役所のすぐそばであった。
(廃絶?) 富山地方本部 (富山県高岡市?)
(廃絶?) 岡山地方本部 (岡山県岡山市天瀬106) 現在の「岡山市民病院別館」のあたりにあった(「岡山新市街地図」[6])。
(廃絶?) 広島地方本部 (広島県広島市大手町5-14) 現在の「平和大橋東詰」のあたりにあった(「広島市街地図[7])。

以上のほか、各地の奉斎所が「大神宮」と称して現存している場合がある。川越大神宮、加治大神宮、柏崎大神宮、飛騨大神宮、小畠大神宮、八幡浜大神宮、中村大神宮、鶴崎大神宮、小松島大神宮、柏原大神宮、布哇大神宮などの現存が確認されている。

参考文献

  • 『東京大神宮沿革史』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E6%95%99」より作成

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