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伏見宮家の祭祀
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2016年12月30日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
伏見宮家(ふしみ・の・みや・け)は、最古の世襲親王家。持明院統の嫡流とされ、現在の天皇家は伏見宮から出ている。戦後、臣籍降下した。初代栄仁親王ゆかりの寺院として、当時伏見にあった大光明寺と同塔頭大通院があり、伏見宮の菩提寺となった。現在は両寺とも相国寺に移転したことから、相国寺内に伏見宮墓地がある。
3代貞成親王王子の彦仁王が後花園天皇として即位すると、貞成親王は後崇光院の号を贈られた。貞成親王菩提寺として松林院がある。13代貞致親王は生母の菩提寺として、光清寺を創建した。伏見の産土神として御香宮神社を崇敬した。祈願所として、剣神社、了徳院などが挙がるが不詳。出町妙音堂はもと、伏見宮邸に祀られていたという。当主以外に、錦織寺慈光、本能寺日承、円照寺門跡文秀、青蓮院門跡尊融、瑞龍寺門跡日栄などが出た。
分家筋に久邇宮などがある。
歴代
- 初代:栄仁親王:深草北陵。
- 2代:治仁王:大光明寺陵。
- 3代:貞成親王(後崇光院):松林院陵。
- 4代:貞常親王:伏見宮墓地。
- 5代:邦高親王:伏見宮墓地。
- 6代:貞敦親王:伏見宮墓地。
- 7代:邦輔親王:伏見宮墓地。
- 8代:貞康親王:伏見宮墓地。
- 9代:邦房親王:伏見宮墓地。
- 10代:貞清親王:伏見宮墓地。
- 11代:邦尚親王:伏見宮墓地。
- 12代:邦道親王:伏見宮墓地。
- 13代:貞致親王:伏見宮墓地。
- 14代:邦永親王:伏見宮墓地。
- 15代:貞建親王:伏見宮墓地。
- 16代:邦忠親王:伏見宮墓地。
- 17代:貞行親王:伏見宮墓地。
- 18代:邦頼親王:伏見宮墓地。
- 19代:貞敬親王:伏見宮墓地。
- 20代:邦家親王:伏見宮墓地。
- 21代:貞教親王:伏見宮墓地。
- 22代:貞愛親王:豊島岡墓地。
- 23代:邦家親王:再任。
- 24代:貞愛親王:再任。
- 25代:博恭王:豊島岡墓地。
- 26代:博明王:
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