大神神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

大神神社 おおみわ じんじゃ
田園風景の中にそびえる大鳥居
概要	三輪神社の総本社。
奉斎	倭大物主櫛〓玉命 （土岐昌訓論文）
所在地	奈良県桜井市三輪1422
所在地（旧国郡）	大和国式上郡
所属（現在）	神社本庁
格式など	式内社・名神大社・正一位勲二等・大和国一宮・二十二社・朱印地拝領神社・官幣大社・別表神社
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概要

大神神社（おおみわ・じんじゃ）は、奈良県桜井市の三輪山麓にある、三輪信仰の総本社。本殿がない神社として知られる。摂社にも元伊勢の檜原神社、狭井神社、率川神社など重要な神社が多い。式内社・名神大社・正一位勲二等・大和国一宮・二十二社・朱印地拝領神社・官幣大社・別表神社。神宮寺として大和・平等寺や大御輪寺があり、中世には神仏習合の三輪神道の拠点となった。大神神社関連旧跡も参照。（参考：同名神社大神神社_(同名)）

歴史

境内

組織

大宮司・宮司

• 本山茂任（1826-1887）：高知藩士。鹿持雅澄に国学を学ぶ。
• 久保季茲（1830-1886）：国学者。
• 池田昇
• 岡部譲（1849-1937）<1893-1894>：国学者。賀茂真淵の子孫。（略歴は、伏見稲荷大社#組織を参照）
• 桑原芳樹（1861-1943）<1911-1912>：橿原神宮宮司兼務。（略歴は、熱田神宮#組織を参照）
• 吉村清享（生没年不詳）<1924-1926>：山口県出身の神職。津島神社宮司に転任。経歴不詳。
• 山下政愛（1832-?）<1912-?>：鹿児島県出身の神職。（略歴は、龍田大社#組織を参照）

少宮司・権宮司

• 井上頼国（1839-1914）：国学者。

画像

参考文献

• 土岐昌訓　平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注