Warning: Parameter 3 to GoogleMaps::render16() expected to be a reference, value given in /home/users/2/boo.jp-shinden/web/wiki/includes/parser/Parser.php on line 3333
日蓮宗 - SHINDEN

ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

日蓮宗

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(?資料)
(?諸神)
37行: 37行:
*一塔両尊四士
*一塔両尊四士
*釈迦一尊
*釈迦一尊
 +
 +
===諸仏===
 +
*[[仏塔信仰]]
 +
*[[舎利信仰]]
 +
*[[多宝如来]]:
 +
*三仏:釈迦仏、多宝仏、十方分身諸仏
 +
*[[文殊菩薩]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
*[[普賢菩薩]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
*本化四菩薩
 +
**上行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
**無辺行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
**浄行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
**安立行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
*不軽菩薩
 +
*[[不動明王]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
*[[愛染明王]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
===諸神===
===諸神===
-
*[[天照大神]]:[[曼荼羅本尊]]に勧請されている。
+
インド・中国など由来の諸天善神。
 +
*[[帝釈天]]:曼荼羅本尊に勧請されている。柴又[[題経寺]]に祀る帝釈天が有名。
 +
*[[梵天]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
 +
*[[鬼子母神]]:曼荼羅本尊に勧請されている。雑司が谷の[[法明寺鬼子母神堂]]が有名。荒行の神としても信仰され、法華経寺鬼子母神堂などがある。
 +
*[[四天王]]:曼荼羅本尊に勧請されている。[[善国寺]]の毘沙門天が比較的有名。
 +
*三光天子
 +
**日天子:宝光天子。宝意日天子。本地仏は[[観音菩薩]]。富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
 +
**月天子:名月天子。宝吉祥天子。本地仏は[[大勢至菩薩]]。
 +
**明星天子:普香天子。本地仏は[[虚空蔵菩薩]]。
 +
*[[大黒天]]:室町時代以降、日蓮宗でも福神として信仰されている。
 +
*[[摩利支天]]:日蓮宗では天女の姿で祀る。[[日親]]が特に信仰した。上野[[徳大寺]]の摩利支天が有名。
 +
*[[十羅刹女]]:曼荼羅本尊に勧請されている。富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
 +
*[[妙見菩薩]]:法華経寺の檀那である[[千葉氏]]が守護神としていた。北辰菩薩。[[能勢妙見]]が有名。
 +
*[[二十八宿]]:
 +
*[[龍神信仰]]:
 +
 
 +
===神祇===
 +
日本由来の神祇。日蓮宗の諸天善神に組み込まれている。
 +
*[[天照大神]]:[[曼荼羅本尊]]に勧請されている。日本国守護の神だが、日蓮宗の諸天善神の中では地位が高いとは言えない。
*[[八幡大神]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
*[[八幡大神]]:曼荼羅本尊に勧請されている。
-
*[[鬼子母神]]:
+
*[[三十番神]]:[[天台宗]]で生まれた信仰だが、京都布教の先駆者である[[日像]]が日蓮宗に取り入れた。関西の[[四条門流]]を中心に広まり、関東では[[中山門流]]の日高が三十番神を採用した。室町時代には[[吉田家]]と京都の日蓮宗各派の間で三十番神について争論となったが、[[吉田兼倶]]は「三十番神は日蓮が吉田家から相伝された」と公認を与えた。こうして門流を超えて各地の日蓮宗寺院に番神堂が建てられていき、三十番神は日蓮宗独自の信仰とすら認識されるようになった。
-
*[[三十番神]]:天台宗で生まれた信仰だが、京都布教の先駆者である日像が日蓮宗に取り入れた。関西の四条門流を中心に広まり、関東では中山門流の日高が三十番神を採用した。室町時代には吉田家と京都の日蓮宗各派の間で三十番神について争論となったが、吉田兼倶は「三十番神は日蓮が吉田家から相伝された」と認めた。こうして門流を超えて各地の日蓮宗寺院に番神堂が建てられていき、三十番神は日蓮宗独自の信仰とすら認識されるようになった。
+
*[[荒神]]:日蓮宗では竈の神として信仰される。[[普賢菩薩]]と習合し、普賢三宝荒神と呼ばれる。守札を配る寺院もある。
*[[七面天]]:
*[[七面天]]:
-
*[[十羅刹女]]:富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
 
-
*[[日天子]]:富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
 
-
*[[妙見菩薩]]:法華経寺の檀那である千葉氏が守護神としていた。
 
==系譜==
==系譜==

2020年2月9日 (日) 時点における版

日蓮宗系 現在の本山寺院


凡例
日蓮宗久遠寺派所属の本山・・・青
日蓮宗久遠寺派所属の大本山・・・紫
その他の教団の本山格・・・緑
その他の教団の大本山格・・・ライトブルー

*宥清寺を除いて、日蓮宗系新宗教は収録せず。
*最上稲荷教は解散。日蓮宗久遠寺派へ。

目次

概要

日蓮宗(にちれんしゅう)は、鎌倉時代の僧日蓮が開いた『法華経』信仰の仏教宗派。日蓮門下本化門下ともいう。現在では、山梨県南巨摩郡身延町の身延山にある久遠寺を祖山とする教団が「日蓮宗」を名乗るが、これを他教団と区別するため、本サイトでは便宜上「日蓮宗久遠寺派」と呼ぶこととし、「日蓮宗」は日蓮門下諸宗派の総称とする。

由緒

歴史

制度

信仰

本尊形式

  • 曼荼羅本尊
  • 首題本尊
  • 一尊四士
  • 二尊四士
  • 一塔両尊
  • 一塔両尊四士
  • 釈迦一尊

諸仏

  • 仏塔信仰
  • 舎利信仰
  • 多宝如来
  • 三仏:釈迦仏、多宝仏、十方分身諸仏
  • 文殊菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 普賢菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 本化四菩薩
    • 上行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
    • 無辺行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
    • 浄行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
    • 安立行菩薩:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 不軽菩薩
  • 不動明王:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 愛染明王:曼荼羅本尊に勧請されている。

諸神

インド・中国など由来の諸天善神。

  • 帝釈天:曼荼羅本尊に勧請されている。柴又題経寺に祀る帝釈天が有名。
  • 梵天:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 鬼子母神:曼荼羅本尊に勧請されている。雑司が谷の法明寺鬼子母神堂が有名。荒行の神としても信仰され、法華経寺鬼子母神堂などがある。
  • 四天王:曼荼羅本尊に勧請されている。善国寺の毘沙門天が比較的有名。
  • 三光天子
    • 日天子:宝光天子。宝意日天子。本地仏は観音菩薩。富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
    • 月天子:名月天子。宝吉祥天子。本地仏は大勢至菩薩
    • 明星天子:普香天子。本地仏は虚空蔵菩薩
  • 大黒天:室町時代以降、日蓮宗でも福神として信仰されている。
  • 摩利支天:日蓮宗では天女の姿で祀る。日親が特に信仰した。上野徳大寺の摩利支天が有名。
  • 十羅刹女:曼荼羅本尊に勧請されている。富木常忍の信仰が厚かった(日蓮宗事典)。
  • 妙見菩薩:法華経寺の檀那である千葉氏が守護神としていた。北辰菩薩。能勢妙見が有名。
  • 二十八宿
  • 龍神信仰

神祇

日本由来の神祇。日蓮宗の諸天善神に組み込まれている。

  • 天照大神曼荼羅本尊に勧請されている。日本国守護の神だが、日蓮宗の諸天善神の中では地位が高いとは言えない。
  • 八幡大神:曼荼羅本尊に勧請されている。
  • 三十番神天台宗で生まれた信仰だが、京都布教の先駆者である日像が日蓮宗に取り入れた。関西の四条門流を中心に広まり、関東では中山門流の日高が三十番神を採用した。室町時代には吉田家と京都の日蓮宗各派の間で三十番神について争論となったが、吉田兼倶は「三十番神は日蓮が吉田家から相伝された」と公認を与えた。こうして門流を超えて各地の日蓮宗寺院に番神堂が建てられていき、三十番神は日蓮宗独自の信仰とすら認識されるようになった。
  • 荒神:日蓮宗では竈の神として信仰される。普賢菩薩と習合し、普賢三宝荒神と呼ばれる。守札を配る寺院もある。
  • 七面天

系譜

諸師

寺院

流派と教団

資料

  • 『法華諸国霊場記図絵並ニ定宿付』[1]:日蓮宗関係の霊場など
  • 『本化別頭仏祖統紀』[2]
  • 『日蓮宗大観』:歴代管長、一部本山歴代、寺院名簿
  • 日蓮宗各本山名所図会[3]
  • 『本化聖典大辞林』[4]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%97%A5%E8%93%AE%E5%AE%97」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール