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貫前神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年6月23日 (木)

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下り参道

貫前神社(ぬきさき・じんじゃ)は群馬県富岡市一ノ宮(上野国甘楽郡)にある神社。祭神は経津主神比売大神香取信仰系か。官社名神大社。従三位勲七等。上野国一宮国幣中社神社本庁別表神社関東祈祷所か。抜鉾神社抜鉾大明神とも。現在の正式名称は一之宮貫前神社

目次

歴史

  • 物部氏系礒部氏が鷺宮に経津主神を奉斎。(現在の咲前神社
  • 安閑天皇1年3月15日:現在地に創建か。3月15日は例祭となっている。
  • 安閑天皇2年3月:抜鉾大明神、笹岡山に鉾を逆さに立てて鎮座(神道集)。笹岡山とは現在の荒船山であり、荒船神社奥宮の地という。
  • 677年:菖蒲谷に社壇を造営した。(神道集)
  • 806年:「抜鉾神」初出。(『新抄格勅符抄』)
  • 839年6月:抜鉾神、従五位下(続日本後紀)
  • 859年1/27:「貫前神」、従四位下勲八等(三代実録)
  • 867年6/20:従四位上勲八等(三代実録)
  • 876年4/10:正四位下勲八等(三代実録)
  • 878年閏10/4:正四位上勲八等(三代実録)
  • 880年5月25日:貫前神、従三位勲七等(三代実録)
  • 891年:正三位
  • 916年1月28日:貫前神、従二位。名神大社。(扶桑略記)
  • 960年:祠官の尾崎光明が神宮寺の光明院を創建。
  • 正暦年間:源賢(多田満仲の子)が光明院を再興。
  • 1017年:一代一度の大奉幣使
  • 1025年:これ以前に式年遷宮が始まるという。
  • 1030年:「交替実録帳」には「正一位勲十二等抜鉾大明神社」とある。
  • 1554年:北条氏、社領寄進
  • 1566年:守護不入
  • 1567年:武田信玄、造替料徴収権を与える
  • 1591年:徳川家康、176石寄進
  • 1635年:徳川家光、本殿造替
  • 1681年:円空が滞在。
  • 元禄年間:三重塔焼失。
  • 1698年:本殿修造
  • 1871年5月14日:国幣中社。
  • 1872年:本殿修造
  • 1928年:本殿修造
  • 1934年11月17日:昭和天皇、行幸。
  • 1952年11月1日:一之宮貫前神社と改称

(『日本歴史地名大系』ほか)

境内

摂末社の種別は『上野国一の宮国幣中社貫前神社社誌』による。

  • 本社:
  • 抜鉾若御子神社:境内摂社
  • 伊勢内宮:境内末社。
  • 伊勢外宮:境内末社。
  • 日枝神社:境内末社。寛永撤下の旧本殿と伝える。
  • 二十二末社:境内末社。
  • 月読神社:境内末社。寛永撤下の旧拝殿と伝える。
  • 稲荷神社:境内末社。
  • 阿夫利神社:境内末社。
  • 於奈喜神社:境内末社。
  • 疱瘡神社:境内末社。
  • 事比羅神社:境内末社。
  • 勅使門:不明門。
  • 観音堂:廃絶。
  • 薬師堂:廃絶。観音堂の西にあった。
  • 不動堂:廃絶。観音堂の西にあった。
  • 三重塔:廃絶。
  • 護摩堂:廃絶。神楽殿の東にあった。
  • 八幡拝所:裏随神とも。本殿裏にあった。廃絶。
  • 弥勒堂:廃絶。総門前の西100mにあった。
  • 本地堂:廃絶。跡地不詳。弥勒堂の隣ともいう。
  • 仁王門:廃絶。弥勒堂の前にあった。
  • 鐘楼:廃絶。勅額鳥居の東にあった。
  • 経蔵:廃絶。本殿の西にあった。
  • 駒形堂:廃絶。石段の西にあった。
  • 仮殿敷地:式年遷宮で仮殿を設ける場所。
  • 藤太杉:本社裏。
  • 菖蒲谷御神水
  • 御神用古井戸
  • 東井戸
  • 西井戸
  • 神池
  • 神楽殿:
  • 宝物殿:
  • 斎館:
  • 稲含神社:境外摂社。村社。群馬県甘楽郡下仁田町栗山稲含山。
  • 稲含神社前宮:境外摂社。村社。群馬県甘楽郡甘楽町秋畑。
  • 小舟神社:境外摂社。村社。群馬県富岡市富岡。国内神名帳書載神社。祓戸という。
  • 荒船神社奥宮:境外摂社。村社。群馬県甘楽郡下仁田町南野牧奥宮。
  • 荒船神社里宮:境外摂社。村社。群馬県甘楽郡下仁田町南野牧里宮。
  • 占木:注連張行事の祭場。
  • 東の鎮塚:3月17日の春の鎮神事の祭場。境内の東の松林の中にあるという。
  • 西の鎮塚:12月15日の冬の鎮神事の祭場。境内の北に接する。
  • 祓場所:川瀬行事の祭場
  • 胴塚:生弓矢生太刀行事の祭場。群馬県富岡市神農原宿尻。胴塚古墳。
  • 醜鬼の首塚:巫射神事。群馬県富岡市田島岩崎。

関連旧跡

  • 荒船神社遥拝殿:群馬県佐久市内山。
  • 荒船神社里宮:群馬県佐久市内山。
  • 宇芸神社:群馬県富岡市神成。官社。村社。
  • 光明院:天台宗
  • 咲前神社:群馬県安中市鷺宮。村社。先宮明神。鷺宮明神。前宮神社。
  • 長学寺:群馬県富岡市上高尾寺谷。曹洞宗。
  • 三会寺:一宮氏友が創建。

組織

宮司

  • 引田利亮(1820-1901)<>:山口藩士。赤間神宮宮司。
  • 有本久豊()<1878-1880>:1878年(明治11年)1月、貫前神社宮司。1880年(明治13年)11月、都々古別神社宮司。
  • 飯田武郷(1827-1900)<>:幕末明治の国学者。(略歴は、気比神宮#組織を参照)
  • 岡部光澄(生没年不詳)<1881-1886>:1878年(明治11年)7月、長門・住吉神社宮司。1881年(明治14年)10月、貫前神社宮司。1886年(明治19年)安仁神社宮司。1889年(明治22年)から1892年(明治25年)まで出羽神社宮司。1897年(明治30年)7月1日、香椎宮宮司。1906年(明治39年)12月13日、正五位。
  • 高橋邦弘()<1910->:1910年(明治43年)2月19日貫前神社宮司。
  • 阪本作之助()<1924-1931>:1924年(大正13年)貫前神社宮司。1931年(昭和6年)白山比咩神社宮司。1936年(昭和11年)霧島神宮宮司。
  • 寺井種長(1894-1968)<1933-1936>:(略歴は、大阪天満宮#組織を参照)
  • 三崎幹一郎()<>:
  • 小林冨士夫()<>:

権宮司

  • 井上正香(1819-1900)<-1872->:幕末明治の国学者。医師。平田鉄胤、権田直助に学ぶ。龍田大社禰宜。1872年(明治5年)9月在職。

式年遷宮

明治以降、申年の12月12日に仮殿遷座祭を行い、酉年の3月13日に本殿遷座祭を行う。

  • 2017年3月13日深夜


画像

資料

古典籍

  • 古事類苑「貫前神社」[1]

文献

  • 『上野国一の宮国幣中社貫前神社社誌』[2]
  • 『国幣中社貫前神社特殊神事』[3]

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%B2%AB%E5%89%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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