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白河殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年8月21日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
白河殿(しらかわどの)は、京都郊外の岡崎に造営された白河天皇(1053-1129)<1072-1086>の御所。法勝寺など多くの寺院や仏堂が付属した。現在の京都府京都市左京区岡崎。
藤原良房が築いた別荘があり、摂関家が相続したが、藤原師実が白河天皇に献上した。 白河天皇は承保2年(1075)に再開発を始め、白河南殿や六勝寺などを造営した。 白河南殿は白河泉殿ともいい、覚円の住坊だったが献上され、嘉保2年(1095)に竣工した。 元永元年(1118)、白河北殿を造営した。 相次ぐ戦乱で失われ、遺構はほとんどない。