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勅会執行寺院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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**御衣加持御修法:根本中堂で毎年4月4日から7日間実施。年ごとに熾盛光法、七仏薬師法、普賢延命法、鎮将夜叉法、安鎮国家法が順番に行われる。 | **御衣加持御修法:根本中堂で毎年4月4日から7日間実施。年ごとに熾盛光法、七仏薬師法、普賢延命法、鎮将夜叉法、安鎮国家法が順番に行われる。 | ||
**法華大会:大講堂で4年に1度行われる。 | **法華大会:大講堂で4年に1度行われる。 | ||
+ | *[[三千院]]:1989年(平成1年)から「御懺法」(おせんぼう)が行われているが、勅会と言えるかどうかは不明。 |
2016年6月13日 (月) 時点における版
勅会執行寺院は、勅使参向の下に法会が行われる寺院。現在では、東寺と延暦寺の2寺のみである。神社については勅祭社を参照。神宮祭祀、勅祭社、宮中祭祀、陵墓祭祀、旧官国幣社・旧指定護国神社臨時祭への奉幣、一部社寺への香華料下賜などとともに、戦後も行われている皇室祭祀の一つである(法律上は天皇家の私的な信仰とされる)。
一覧
前近代
- 宮中真言院
- 後七日御修法:毎年1月8日から7日間実施。現在は東寺灌頂院を道場とする。
- 延暦寺
- 五箇の大法(御修法)
- 熾盛光法
- 七仏薬師法
- 普賢延命法
- 鎮将夜叉法
- 安鎮国家法
- 三大勅会
- 東塔の法華大会
- 西塔の勧学大会
- 横川の大法元三会
- 五箇の大法(御修法)
- 南京三会1
- 南京三会2
- 興福寺維摩会
- 興福寺法華会
- 薬師寺最勝会
- 北京三会