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行基旧跡

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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== 人物 ==
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行基を崇敬した人物など。
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*志阿弥(生没年不詳):伝説上の弟子。三昧聖の祖とされる。
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*勝虞(732-811):行基の弟子という。勝悟。
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*信厳():『日本霊異記』。
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*澄光():『峰相記』。飯出寺の開山。
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*離念():『峰相記』。[[性海寺]]・近江寺の開山。
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*[[聖武天皇]](701-756)<在位724-749>:
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*[[最澄]]():最澄は『顕戒論』で大乗仏教に沿った寺として行基の四十九院を挙げる。
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*[[最澄]](767-822):最澄は『顕戒論』で大乗仏教に沿った寺として行基の四十九院を挙げる。
*道昌(798-875):[[空海]]の弟子。堤防を修築して行基の再来と呼ばれた。[[山城・法輪寺]]の開山。
*道昌(798-875):[[空海]]の弟子。堤防を修築して行基の再来と呼ばれた。[[山城・法輪寺]]の開山。
*[[重源]](1121-1206):
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*[[公慶]](1648-1705):
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==資料==
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===古典籍===
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2018年6月17日 (日) 時点における版

行基(ぎょうき)(668-749)は、奈良時代の僧侶聖武天皇良弁菩提僊那と共に東大寺四聖の一人。法相宗僧侶。渡来系の高志氏。和泉国出身。道昭義淵に学んだと言われる。諸国を巡り、寺を建て、架橋や築堤を行い、民衆を教化したという。伝説的な事蹟が多い。東大寺大仏の造立の勧進職を務め、日本初の大僧正となった。後世には文殊菩薩の化身として、また観音菩薩の化身として信仰された。薬師寺5代とされる。通称は行基菩薩

各地の温泉の開基と伝わり、東大寺龍松院を本所とする三昧聖の祖ともされた。

目次

略歴

信仰

  • 文珠菩薩の化身とする説は『日本霊異記』を初出とし、
  • 坂東三十三所観音霊場、秩父三十四所観音霊場では各寺院を開いた観音菩薩の化身の僧侶の一人として縁起にしばしば登場する。
  • 四国八十八所霊場の寺院でも行基を開山として伝える寺が多い。
  • 関東地方では、社会事業など庶民と交流した伝承は少なく、霊仏の作者とする伝承が多い。
  • 三昧聖の祖とされた。奈良県を中心に、複数の集落による古い共同墓地(総墓)に行基千年忌の記念碑がある。
  • 行基焼:東海地方を中心にみつかる素朴な須恵器
  • 行基葺:元興寺極楽坊にのみ伝わる素朴な瓦の葺き方。ただし行基より古い。
  • 行基図:最古の日本地図を作ったのが行基だとされ、行基図と呼ばれる。
  • 東大寺大仏建立祈願のために伊勢神宮を参拝したとされ、神仏習合の創始者とされることもある。

一覧

人物

行基を崇敬した人物など。

弟子

  • 志阿弥(生没年不詳):伝説上の弟子。三昧聖の祖とされる。
  • 光信():
  • 勝虞(732-811):行基の弟子という。勝悟。
  • 信厳():『日本霊異記』。
  • 澄光():『峰相記』。飯出寺の開山。
  • 離念():『峰相記』。性海寺・近江寺の開山。
  • 景静():
  • 信阿():

崇敬人物

  • 聖武天皇(701-756)<在位724-749>:
  • 最澄(767-822):最澄は『顕戒論』で大乗仏教に沿った寺として行基の四十九院を挙げる。
  • 道昌(798-875):空海の弟子。堤防を修築して行基の再来と呼ばれた。山城・法輪寺の開山。
  • 重源(1121-1206):
  • 源頼朝:東大寺大仏再建への協力を通じて行基に関心を持ち、関東地方の伝承の成立を促したという見方がある。
  • 叡尊(1201-1290):真言律宗西大寺流の開祖。興正菩薩。
  • 忍性(1217-1303):真言律宗西大寺流の僧侶。叡尊の弟子。東大寺大勧進14代。四天王寺別当65世。忍性菩薩。
  • 寂滅:
  • 公慶(1648-1705):

資料

古典籍

  • 『舎利瓶銘』:
  • 『続日本紀』卒伝:
  • 『行基年譜』:
  • 『天平十三年辛巳記』:
  • 『日本霊異記』:
  • 『扶桑略記』:
  • 『行基菩薩伝』:
  • 『行基大菩薩行状記』:
  • 『大和国生馬山有里村行基菩薩御遺骨出現事』:
  • 『菅原寺起文遺戒状』:行基の著作に擬す。
  • 『生駒山竹林寺縁記』:寂滅
  • 『竹林寺略録』:凝然
  • 『清涼山歓喜光律寺略縁記』:
  • 『隆池院縁起』:行基の著作に擬す。
  • 『行基菩薩舎利供養事』:
  • 『行基菩薩骨舎利供養事』:
  • 『弘法大師遺告』:
http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%A1%8C%E5%9F%BA%E6%97%A7%E8%B7%A1」より作成

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