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出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

長田神社 ながた じんじゃ
概要	神功皇后が神託を受けて創建した神社。
奉斎	事代主神 （土岐昌訓論文）
所在地	兵庫県神戸市長田区長田町3-1-1
所在地（旧国郡）	摂津国八部郡
所属（現在）	神社本庁
格式など	式内社・名神大社・官幣中社・別表神社
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目次 1 概要 2 歴史 3 境内 4 組織 4.1 神主 4.2 宮司 4.3 権宮司 5 画像 6 参考文献 7 脚注

概要

長田神社（ながた・じんじゃ）は、兵庫県神戸市長田区にある事代主神を祀る神社。神功皇后が広田神社、生田神社と共に建てたと伝える。須磨に元宮長田神社がある。

歴史

山背根子の娘の長媛が奉仕したとされる。 豊臣秀吉が社領55石を寄進。

境内

• 本殿：1924年焼失。1928年再建。
• 天照皇大神社
• 八幡社
• 蛭子社
• 松尾社
• 出雲社
• 月読社
• 稲荷社
• 薬師堂：神仏分離で廃絶。

• 元宮長田神社：
• 吉田御旅所：兵庫県神戸市兵庫区吉田町。
• 一ノ谷御旅所：兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町。

組織

神主職は明治まで大中臣氏の大中家が世襲。

神主

• 大中臣房春（）<>：初代？
• 大中臣行宗（）<1159->：
• 大中臣盛行（-1221）<1195->：
• 大中臣盛清（）<1220->：盛行の子。景盛に訴えられ、追放。
• 大中臣景盛（）<1232->：盛行の子。

宮司

• 大中春愛（）<-1885>：世襲最後。55代。
• 林原吾（）<1885->：（略歴は、生田神社#組織を参照）
• 赤川戇助（1843-1921）<1907-1921>：長州藩士。明倫館で学ぶ。維新後は内務官僚となり、秋田県令などを歴任。1902年2月3日、広田神社宮司。1903年2月6日、松尾大社宮司。1907年3月6日、長田神社宮司。1921年、在職で死去。
• 矢野豁（1881-1945）<1921-1923>：愛媛県出身の神職。（略歴は、玉前神社#組織を参照）
• 菊池武文（1871-1939）<-1939>：福島県出身。1895年国学院大学卒。1915年砥鹿神社宮司。1916年諏訪大社宮司。1922年出羽三山神社宮司（1931-1922？）。一時、皇典講究所に勤務。のち長田神社宮司。
• 満井成吉（1882-1968）<1939-1968>：大阪府出身。1908年神宮皇学館本科卒。1925年多賀大社禰宜。1927年多度大社宮司。1930年伊勢神宮禰宜。1933年日吉大社宮司。1939年長田神社宮司。1968年退任。1957年から1961年まで兵庫県神社庁長。1968年死去。
• 津田信基（1916-2000）<1968->：1938年神宮皇学館本科卒。1942年生田神社主典。1946年長田神社主典。1956年長田神社禰宜。1965年長田神社権宮司。1968年長田神社宮司。1986年兵庫県神社庁庁長。
• 藤原正克（）<-2015>：兵庫県神社庁庁長。
• 脇延秀（1945-）<2015->：権宮司を経て宮司

権宮司

• 津田信基（1916-2000）<1965-1968>：
• 宮下篤郎（）<-1995->：
• 脇延秀（1945-）<-2009->：

画像

参考文献

• 土岐昌訓　平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注