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射水神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | *関守一(1830- | + | *関守一(1830-1882):高岡出身の神職。上京して六人部是香に師事。越中社家触頭となる。[[関野神社]]祠官。明治5年5月、射水神社権宮司に就任。宮司が空席のため、事実上のトップだった。高岡遷座を実施。明治10年12月退職。明治15年3月4日死去。 |
*1青山悳次(1832-1893):金沢藩家老。歌人。明治6年7月、射水神社宮司に就任。翌年12月まで務めた。明治26年4月27日死去。 | *1青山悳次(1832-1893):金沢藩家老。歌人。明治6年7月、射水神社宮司に就任。翌年12月まで務めた。明治26年4月27日死去。 | ||
- | *2加藤里路(1840- | + | *2加藤里路(1840-1911):金沢藩出身の国学者。狩谷竹鞆に師事。維新後、金沢藩宣教掛を経て、政府の神祇官・教部省に出仕。明治8年1月に射水神社宮司に就任。13年2月まで務めた。[[白山比咩神社]]宮司や[[気多大社]]宮司も務めた。石川県内の各神社で説教。晩年は金沢で興道社を起こす。明治44年2月死去。著書に『神風余響』『志北能屋集』『神木記』。 |
*3加藤里衡:明治13年2月、射水神社宮司に就任。34年6月まで20年あまり務めた。加藤里路の実弟。子に化学者の飯盛里安。 | *3加藤里衡:明治13年2月、射水神社宮司に就任。34年6月まで20年あまり務めた。加藤里路の実弟。子に化学者の飯盛里安。 | ||
- | * | + | *4保科保:34年6月、射水神社宮司に就任。38年9月、[[八坂神社]]宮司に転任。 |
- | * | + | *5園田弘:38年9月、射水神社宮司に就任。40年3月、[[玉前神社]]宮司に転任。[[日光二荒山神社]]宮司も務めた。編書に『日本神字考』。 |
- | * | + | *6三河彦治:40年3月、射水神社宮司に就任。42年11月、[[白峰神宮]]に転任。 |
- | *7金子吉祇(1861- | + | *7金子吉祇(1861-1924):越後出身の神職。42年11月に射水神社宮司に就任。大正4年3月に[[豊国神社]]宮司に転任。[[西寒多神社]]宮司、[[気比神宮]]宮司、[[賀茂御祖神社]]宮司などを歴任。著書は『上宮聖徳法王帝説新注』。 |
- | * | + | *8長尾常良:大正4年3月に射水神社宮司に就任。大正8年6月に[[竈山神社]]宮司に転任 |
- | * | + | *9松永常彦:大正8年6月に射水神社宮司に就任。大正10年4月に[[壱岐住吉神社]]に転任。 |
*10高野義太郎:大正10年4月に射水神社宮司に就任。 | *10高野義太郎:大正10年4月に射水神社宮司に就任。 | ||
*平尾三郞 | *平尾三郞 | ||
*松本正昭 | *松本正昭 | ||
- | + | (高野義太郎『国幣中社射水神社志』) | |
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==画像== | ==画像== |
2017年1月7日 (土) 時点における版
射水神社 いみず じんじゃ | |
概要 | 二上山の神を奉斎する神社。 |
奉斎 | 二上神 (土岐昌訓論文) |
所在地 | 富山県高岡市古城1-1 |
所在地(旧国郡) | 越中国射水郡 |
所属(現在) | 神社本庁 |
格式など | 式内社・名神大社・正三位・越中国一宮・国幣中社・別表神社 |
関連記事 |
目次 |
概要
歴史
境内
組織
宮司
- 関守一(1830-1882):高岡出身の神職。上京して六人部是香に師事。越中社家触頭となる。関野神社祠官。明治5年5月、射水神社権宮司に就任。宮司が空席のため、事実上のトップだった。高岡遷座を実施。明治10年12月退職。明治15年3月4日死去。
- 1青山悳次(1832-1893):金沢藩家老。歌人。明治6年7月、射水神社宮司に就任。翌年12月まで務めた。明治26年4月27日死去。
- 2加藤里路(1840-1911):金沢藩出身の国学者。狩谷竹鞆に師事。維新後、金沢藩宣教掛を経て、政府の神祇官・教部省に出仕。明治8年1月に射水神社宮司に就任。13年2月まで務めた。白山比咩神社宮司や気多大社宮司も務めた。石川県内の各神社で説教。晩年は金沢で興道社を起こす。明治44年2月死去。著書に『神風余響』『志北能屋集』『神木記』。
- 3加藤里衡:明治13年2月、射水神社宮司に就任。34年6月まで20年あまり務めた。加藤里路の実弟。子に化学者の飯盛里安。
- 4保科保:34年6月、射水神社宮司に就任。38年9月、八坂神社宮司に転任。
- 5園田弘:38年9月、射水神社宮司に就任。40年3月、玉前神社宮司に転任。日光二荒山神社宮司も務めた。編書に『日本神字考』。
- 6三河彦治:40年3月、射水神社宮司に就任。42年11月、白峰神宮に転任。
- 7金子吉祇(1861-1924):越後出身の神職。42年11月に射水神社宮司に就任。大正4年3月に豊国神社宮司に転任。西寒多神社宮司、気比神宮宮司、賀茂御祖神社宮司などを歴任。著書は『上宮聖徳法王帝説新注』。
- 8長尾常良:大正4年3月に射水神社宮司に就任。大正8年6月に竈山神社宮司に転任
- 9松永常彦:大正8年6月に射水神社宮司に就任。大正10年4月に壱岐住吉神社に転任。
- 10高野義太郎:大正10年4月に射水神社宮司に就任。
- 平尾三郞
- 松本正昭
(高野義太郎『国幣中社射水神社志』)
画像
参考文献
- 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』