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忍性旧跡

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

2016年9月16日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
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忍性(にんしょう)(1217-1303)は、真言律宗西大寺流の僧侶。大和出身。伴氏。叡尊覚盛に師事。鎌倉・極楽寺を創建。四天王寺別当。忍性菩薩

目次

一覧

大和

関東

  • 鹿島神宮:建長4年(1252)、3日間参籠。
  • 常陸・極楽寺:建長4年(1252)、忍性が入る。筑波山の南尾根の宝筐山にあった。廃絶。最初の拠点。三村寺。山内には尼寺(三村尼寺)もあった。
  • 常陸・般若寺:建長年間、忍性が入る。
  • 東城寺:筑波山南の宝篋山にある。記録はないが極楽寺や般若寺と類似したまま結界石が残り、忍性の関与は疑いないという。
  • 観音寺:茨城県行方市。寺伝によると文応元年(1260)に忍性が中興。
  • 福泉寺:茨城県鉾田市。忍性との関わりが想定される清涼寺式釈迦如来像を本尊とする。
  • 鎌倉・新清凉寺:弘長元年(1261)の鎌倉入りの時に最初に住んだ釈迦堂がここと言われる。
  • 多宝寺:弘長2年(1262)から5年間住む。
  • 鎌倉・極楽寺:文永4年(1267)、死去まで過ごした鎌倉の拠点。
  • 称名寺:文永4年(1267)9月、忍性の推薦で、審海が入る。
  • 江ノ島:文永6年(1269)、祈雨。
  • 椎尾山宝塔:茨城県桜川市。弘安元年(1278)に建立。
  • 元箱根石仏群:正安2年(1300)、供養の導師を務める。
  • 鎌倉・永福寺:二階堂。弘安7年(1284)、永福寺別当となる。
  • 鎌倉・明王院:五大堂。弘安7年(1284)、明王院別当となる。
  • 高徳院:鎌倉大仏。弘安7年(1284)、大仏別当となる。
  • 薬王院
  • 浄光明寺
  • 田辺池:鎌倉市七里ガ浜。日蓮と祈雨を競った。正安3年(1301)にも祈雨。
  • 駿河・霊山寺:静岡県沼津市。弟弟子の成真が住した。現在は曹洞宗。
  • 熱海地蔵堂:所在不明。弘安5年(1282)に銅鐘を鋳造。候補地は複数ある。
  • 上総・願成寺:千葉県東金市。現在の願成就寺。極楽寺2代長老となった栄真がいた。
  • 鎌倉・浄福寺:所在不明。

近畿の律寺古刹34寺が忍性の請願で関東御祈祷所に指定された。

近畿

  • 多田院:建治元年(1275)10月、多田院別当となる。忍性は鎌倉にいる。
  • 石清水八幡宮:永仁元年(1293)4月、異国降伏の祈祷。
  • 東大寺:永仁元年(1293)8月、東大寺大勧進第14代を務める。
  • 四天王寺:永仁2年(1294)、四天王寺別当となる。

参考文献

  • 図録『忍性』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%BF%8D%E6%80%A7%E6%97%A7%E8%B7%A1」より作成

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