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京都霊山護国神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年6月27日 (日)

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京都霊山護国神社(国土地理院空中写真より)

京都霊山護国神社(きょうと・りょうぜん・ごこくじんじゃ)は、京都府京都市東山区にある、各藩や府内の戦没者などを祀る招魂社官祭招魂社内務大臣指定護国神社神社本庁別表神社だったが現在は単立神社。霊山官修墳墓がある。霊明神社も参照。占領期の名称は京都神社

目次

祭神

  • 549柱(1929年(昭和4年))

歴史

霊山観音・京都霊山護国神社・霊明神社・霊山正法寺(国土地理院空中写真より)
霊山周辺(国土地理院空中写真より)

江戸時代末期の霊明舎(霊明神社)の創設が起源。 多数の志士が葬られ、各藩の招魂社が建てられた。


  • 1862年(文久2年):長門清末藩士、船越清蔵を霊明神社に祀る。
  • 1862年(文久2年)12月24日:福羽美静ら、霊明神社で招魂祭。(『百年史下』)
  • 1867年(慶応3年)11月18日:坂本龍馬・中岡慎太郎・藤吉、埋葬される。(15日に近江屋襲撃)(護国神社ウェブサイト)
  • 1868年(明治1年)1月16日:山口藩、霊明神社で招魂祭を行う。斎主村上常陸。(『百年史下』)
  • 1868年(明治1年)3月:山口藩、東福寺近辺に招魂碑を建立(山口藩東福寺墓地)。9柱を祀る(霊山14-1)。(『百年史下』)
  • 1868年(明治1年)5月10日:太政官布告(『百年史下』)
  • 1868年(明治1年)7月10~11日:河東操練場で招魂祭。374柱の霊を祀る(『靖国神社略年表』)
  • 1868年(明治1年)7月18日:山口藩招魂社創建(霊山1、2)。鳥羽伏見戦死者45柱、禁門の変戦死者180柱を祭祀。霊明神社より遷座。村上常陸が勤める。(今村論文、『百年史下』415には19日)(『百年史下』391・410)
  • 1868年(明治1年)10月23日:久留米藩(筑後藩)、霊明神社にて祭典。斎主村上常陸。(『百年史下』394・今村論文)
  • 1868年(明治1年)11月20日:鳥取藩、大将軍練兵場にて招魂祭。霊明神社神職が祭祀?翌日、京都霊山に神霊を遷座。(この日を鳥取藩招魂社の創建とみることもできる)(『百年史下』392・岸本2002)
  • 1868年(明治1年)12月15日:京都府、霊明社で招魂祭を行う。祭神が『百年史下』415に書かれている(『百年史下』415~)
  • 1868年(明治1年)12月:磐城藩士新井一業ら6柱、泉涌寺塔頭の戒光寺に招魂碑を建立(霊山13)。各地出身の3柱を祀る。(『百年史下』)
  • 1868年(明治1年)12月:佐土原藩、大雲院に「豊烈曜後之碑」を建立。(碑文)
  • 1869年(明治2年)2月:徴兵七番隊員小島一郎、霊山に招魂碑建立(霊山14-2)。各地出身の9柱を祀る(『百年史下』422には4月1日とある)。(『百年史下』396)
  • 1869年(明治2年)3月14日:沢宣嘉、霊山に招魂碑を建立(霊山14-3)。奥羽戦役にて戦死の家臣埜崎大蔵を祀る。(『百年史下』422)
  • 1869年(明治2年)3月:福岡藩、霊明舎にて招魂祭。(『百年史下』392)
  • 1869年(明治2年)3月21日:京都府の招魂祭を行い、京都招魂社、創建(霊山8)。73柱を祀る。(今村論文に23日とも。『百年史下』419に22日とも)(『百年史下』393・今村論文)
  • 1869年(明治2年)6月:佐土原藩、大雲院に招魂碑建立(佐土原藩招魂社、霊山11)。戊辰戦争戦没者49柱を祀る。(『百年史下』)
  • 1869年(明治2年)7月11日:久留米藩、天王山殉難者14柱を祀る(17柱とも)。霊代は霊明神社に安置(霊山10)(『百年史下』411)
  • 1869年(明治2年)7月:鹿児島藩、東福寺塔頭の即宗院に招魂碑建立(鹿児島藩招魂社、霊山12)。戊辰戦争戦没者445柱を祀る。(『百年史下』)
  • 1869年(明治2年)9月25日:高知藩招魂社(高知県招魂社)、創建。幕末殉難者23柱、戊辰戦争2柱を祀る(霊山6)。また招魂碑1基建立(霊山7)。9月18日創建願、20日許可。(『百年史下』393・412・今村論文)
  • 1870年(明治3年)3月19日:福岡藩招魂社、創建(霊山3、4)。幕末殉難者42柱、戊辰戦争戦死者65柱を祭祀。(『百年史下』392・今村論文)
  • 1870年(明治3年)6月12日:鳥取藩招魂社、創建(霊山5)。戊辰戦争戦死者80柱を祭る。(岸本2002によると、5日らしい)(『百年史下』392・今村論文)
  • 1870年(明治3年)7月:福岡藩招魂社に久留米藩殉難者など13柱を合祀。(境内立て札)
  • 1870年(明治3年)9月11日:熊本藩招魂社、創建(霊山9)。殉難者15柱を祀る。8月に創建を願い出て、許可されている。(境内立て札には3月とある)(『百年史下』393・414・今村論文)
  • 1870年(明治3年)11月:各藩招魂社は霊明神社の末社だったが、兼帯社となる。(今村論文)
  • 1872年(明治5年)9月:京都府、これまで通り、神葬祭を行うことを許可。(今村論文)
  • 1874年(明治7年)1月27日:例大祭に明治天皇行幸。(『百年史下』)
  • 1874年(明治7年)2月:京都府、内務省に先駆けて、官費支給を達す。(中谷1987)
  • 1874年(明治7年)8月28日:佐賀の乱の戦没者を合祀。第2回合祀(『百年史下』)
  • 1874年(明治7年)11月5日:佐賀の乱の戦没者を合祀。第3回合祀(『百年史下』)
  • 1876年(明治9年):養正社、設立。境内整備。 以後、10月14日に祭典。 (『百年史下』ほか)
  • 1877年(明治10年)5月26日:木戸孝允死去。(境内立て札)
  • 1877年(明治10年):明治天皇より下賜。(『百年史下』)
  • 1879年(明治12年)6月:霊山表忠碑、建立。(『百年史下』)
  • 1904年(明治37年)12月:坂本龍馬碑、建立。(碑文)
  • 1913年(大正2年)11月:木戸孝允神道碑を建立。(『百年史下』425)
  • 1929年(昭和4年):昭和大嘗宮の斎庫、春興殿真榊台1対を霊山招魂社に下賜。斎殿・拝殿とする。(護国神社ウェブサイト)
  • 1931年(昭和6年)9月:本殿造営?(白川2004)
  • 1933年(昭和8年):盛大な祭典が復興(白川2004)
  • 1936年(昭和11年):社殿造営の議が起こる(護国神社ウェブサイト)
  • 1936年(昭和11年)2月:「霊山官祭招魂社奉賛会」設立。以後、師団の招魂祭が招魂社の祭典と結び付けられる。(白川2004)
  • 1937年(昭和12年)11月:造営着手(『百年史下』)
  • 1937年(昭和12年)12月28日:京都府、霊山官祭招魂社12社を京都府の霊山官祭招魂社に合併を許可。(『百年史下』423)
  • 1939年(昭和14年)4月1:「京都霊山護国神社」と改称。指定護国神社になる。
  • 1939年(昭和14年)4月30日:新社殿造営、遷座祭(護国神社ウェブサイト)
  • 1946年(昭和21年):「京都神社」と改称。(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1952年(昭和27年)9月17日:復称。宗教法人(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1960年(昭和35年)11月27日:合祀概了奉告臨時大祭(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1961年(昭和36年)9月16日:室戸台風にて大被害。社殿屋根全損。絵馬・招魂社全壊。倒木400本(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1962年(昭和37年)3月:災害復旧委員会(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1962年(昭和37年)10月19日:幣帛(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1963年(昭和38年)8月:本殿以下、応急修復。参道改修(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1965年(昭和40年)10月12日:終戦20周年臨時大祭(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1968年(昭和43年):霊山顕彰会、設立
  • 1968年(昭和43年):霊山墳墓整備事業、始める?
  • 1968年(昭和43年):熊本藩招魂社、3柱合祀(社殿も再建??)(境内立て札)
  • 1968年(昭和43年)9月:本殿以下銅版葺き替え完了。。参道舗装(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1968年(昭和43年)10月14日:創立100年奉祝大祭(『全国護国神社会二十五年史』)
  • 1968年(昭和43年)11月14日:高知藩招魂社、再建。(境内立て札)
  • 1969年(昭和44年)5月:鳥取藩招魂社、再建。(境内立て札)
  • 1969年(昭和44年)11月:山口藩招魂社、再建。(碑文)
  • 1970年(昭和45年):霊山歴史館、開館
  • 1971年(昭和46年)6月20日:「殉職自衛隊員之碑」、建立。(碑文)
  • 1975年(昭和50年)8月27日:神社本庁に所属。
  • 1976年(昭和51年)7月1日:別表神社加列。
  • 1983年(昭和58年)10月:佐土原招魂碑、移転した大雲院に再建。旧碑は佐土原の高月院に移転。(碑文)
  • 1986年(昭和61年):熊本藩招魂社、横井小楠合祀。(境内立て札)
  • 1988年(昭和63年)10月14日:「昭和の杜」造営。(境内由緒)
  • 1990年(平成2年):岐阜県招魂場、整備(境内立て札)
  • 1997年(平成9年)11月20日:「昭和の杜」造営。パール博士顕彰碑、建立。(護国神社ウェブサイト)
  • 1998年(平成10年):社殿及び神域の整備事業開始
  • 2001年(平成13年)12月:神社本庁離脱。
  • 2002年(平成14年):別表神社から削除。
  • 2006年(平成18年)10月14日:天皇幣饌料下賜。臨時大祭(護国神社ウェブサイト)

境内・関連旧跡

  • 本社
  • 霊明神社:現在は別法人。
  • 霊山官修墳墓
  • 山口藩招魂社:1868年(明治1年)7月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 山口藩招魂社:1873年(明治6年)大蔵省回答に記載あり。上記に合祀か。
  • 福岡藩招魂社:1870年(明治3年)3月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 福岡藩招魂社:1873年(明治6年)大蔵省回答に記載あり。上記に合祀か。
  • 鳥取藩招魂社:1870年(明治3年)6月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 高知藩招魂社:1869年(明治2年)9月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 高知藩招魂社:1873年(明治6年)大蔵省回答に記載あり。上記に合祀か。
  • 京都招魂社:1869年(明治2年)3月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 熊本藩招魂社:1870年(明治3年)9月創建(『靖国神社誌』)。現存。
  • 久留米藩招魂社:1869年(明治2年)7月創建(『靖国神社誌』)。福岡藩招魂社に合祀か。
  • 徴兵七番隊招魂社:1933年(昭和8年)7月「招魂社調」に記載あり。墓地内の招魂碑か。
  • 埜崎大蔵招魂社:1869年(明治2年)3月創建か。1933年(昭和8年)7月「招魂社調」に記載あり。墓地内の招魂碑か。
  • 水戸藩招魂社:創建不詳。現存。
  • 岐阜県招魂場:創建不詳。現存。

組織

受持神官

  • 出雲路通次郎(1878-1939)<>:出雲路敬通。1901年(明治34年)官祭招魂社神職。1905年(明治38年)下御霊神社社司。

社司・宮司

  • 田中俊清()<>:石清水八幡宮宮司。
  • 木村幹彦()<>:
  • 木村隆比古()<>:

画像

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