橿原神宮

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

概要

橿原神宮（かしはら・じんぐう）は、奈良県橿原市の橿原宮跡にある神武天皇を祀る神社。神武天皇陵も隣接。官幣大社・別表神社・勅祭社。畝傍山の麓にある。

歴史

境内

組織

宮司

• 風早公紀（1841-1905）<1890-1894>：公卿。（略歴は、氷川神社#組織を参照）
• 西内成郷（1855-1911）<1906->：1883年(明治16年)、孝元天皇陵の陵掌となり、県内各地の天皇陵の陵掌を歴任。明治20年、県会議員。橿原宮跡の顕彰を唱え、橿原神宮の創建に尽力。1906年(明治39年)、橿原神宮宮司。
• 桑原芳樹（1861-1943）<1911->：1912年(大正1年)5月まで大神神社宮司兼務。（略歴は、熱田神宮#組織を参照）
• 吉田豊（1871-1922）<1917-1918>：福岡県出身の神職。（略歴は、大和神社#組織を参照）
• 菟田茂丸（1872-1968）<1918-1931>：福岡県出身。1900年(明治33年)国学院大学卒業。1905年(明治38年)氷川神社禰宜。1907年(明治40年)寒川神社宮司。1911年(明治44年)沼名前神社宮司。1918年(大正7年)橿原神宮宮司。1931年(昭和6年)伊勢神宮少宮司。1937年(昭和12年)橿原神宮宮司に再任。1942年(昭和17年)退任。1968年(昭和43年)2月19日死去。（神道人名辞典）
• 高松四郎（1875-1955）<1931-1934>：（略歴は、朝鮮神宮#組織を参照）
• 長谷外余男（1890-1973）<1934-1936>：（略歴は、熱田神宮#組織を参照）
• 副島知一（1874-1959）<1936-1937>：佐賀県出身。1900年(明治33年)国学院卒。翌年、日本中学校教員。1906年(明治39年)、皇典講究所講師。1913年(大正2年)広島県神職管理所講師。1914年(大正3年)熱田神宮権宮司。1917年(大正6年)鶴岡八幡宮宮司。1924年(大正13年)住吉大社宮司。1933年(昭和8年)皇典講究所専務理事。1936年(昭和11年)橿原神宮宮司。1937年(昭和12年)石清水八幡宮宮司。戦後、初代京都府神社庁長。1956年(昭和31年)退任。1959年(昭和34年)6月11日死去。（神道人名辞典）
• 菟田茂丸（1872-1968）<1937-1942>：再任。
• 高階研一（1885-1967）<1942->：神社本庁第3代事務総長（略歴は神社本庁#組織を参照）
• 広瀬和俊（1931-）<-2000>：埼玉県出身。1955年(昭和30年)国学院大学宗教学科卒。1959年(昭和34年)伊勢神宮宮掌。同年、三峰神社権宮司。のち三峰神社宮司。橿原神宮宮司。（神道人名辞典）
• 伊勢美登（1924-2009）<2000->：奈良県出身。1943年(昭和18年)運輸省水路部技術官養成所修了。海軍気象部に勤務。1952年(昭和27年)奈良県神社庁録事。1954年(昭和29年)橿原神宮出仕。のち宮司。奈良県神社庁長。（神道人名辞典）
• 飛鳥井雅慶（）<-2010->：掌典職。
• 栃尾泰治郎（1941-）<2012-2014>：兵庫県出身。1965年(昭和40年)国学院大学神道学専攻科卒業。同年神社本庁録事。1981年(昭和56年)、神社本庁庶務部長。湊川神社、橿原神宮の宮司を歴任。（神道人名辞典ほか）
• 久保田昌孝（）<2014->：

権宮司

• 長尾薫（）<>：1904年(明治37年)生。1942年(昭和17年)3月19日、橿原神宮権宮司。（「任免裁可書」[1]）
• 鷹森茂（）<>：
• 山田敬介（）<>：
• 松中久（）<>：
• 久保田昌孝（）<>：

画像

橿原神宮 参道入口	橿原神宮 社標	橿原神宮 鳥居	橿原神宮 参道
橿原神宮 参道	橿原神宮 参道	橿原神宮 祓所	橿原神宮 南神門
橿原神宮 外拝殿	橿原神宮 外拝殿内	橿原神宮 内拝殿	橿原神宮 本殿（旧京都御所賢所温明殿）
橿原神宮 神楽殿（旧京都御所神嘉殿・復元）	橿原神宮	橿原神宮 北神門	橿原神宮 北神門
橿原神宮 東大谷日女命神社	橿原神宮 東大谷日女命神社	橿原神宮 東大谷日女命神社	橿原神宮 東大谷日女命神社
橿原神宮 北参道	橿原神宮 北参道	橿原神宮 西参道	橿原神宮 西参道
橿原神宮 深田池	橿原神宮 長山稲荷社	橿原神宮 長山稲荷社	橿原神宮 神田
橿原神宮 神武祭パレード	橿原神宮 神武祭パレード	橿原神宮 神武祭パレード	来目邑伝承地

神武天皇陵 参道

神武天皇陵 拝所

神武天皇陵 拝所

参考文献

• 土岐昌訓　平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注