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氷川神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年11月9日 (水)

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氷川神社
ひかわ じんじゃ
Hikawa-jinja (8).jpg勅祭の時に東游が奉納される拝殿
概要 氷川神社の総本社。
奉斎 須佐之男命、大己貴命、稲田姫命
(土岐昌訓論文)
所在地 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
所在地(旧国郡) 武蔵国足立郡
所属(現在) 神社本庁
格式など 式内社名神大社武蔵国一宮・武蔵国三宮官幣大社別表神社勅祭社
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目次

概要

氷川神社(ひかわ・じんじゃ)は、埼玉県さいたま市大宮区にある氷川信仰の総本社。帝都東京がある武蔵国の鎮守として重視される。古代に祭祀を務めた武蔵氏は、出雲氏の分流とされる。式内社名神大社武蔵国一宮・武蔵国三宮官幣大社別表神社勅祭社氷川神社関連旧跡も参照。通称は大宮氷川神社

歴史

境内

組織

大宮司・宮司

  • 埼玉県社寺宗教備忘抄録に一覧[1]
氷川神社歴代宮司
代数 名前 生没 在職 略歴
1 岩井宅道 1839-1882 1868-1871 氷川神社神主。1839年(天保10年)生。1856年(安政3年)平田家入門。1868年(明治1年)10月から1871年(明治4年)6月まで氷川神社大宮司(?)。1873年(明治6年)井上頼国に入門。1882年(明治15年)死去。
2 交野時万 1832-1914 1871-1873 尊攘派の公卿。子爵交野家当主。八十八廷臣の一人。1832年(天保3年)生。1858年(安政5年)日米修好通商条約締結勅許の抗議に参加。1866年(慶応2年)正三位。1871年(明治4年)6月、氷川神社大宮司。1872年(明治5年)7月、教導職権少教正。1873年(明治6年)3月4日、日吉大社大宮司。4月18日、少教正。1874年(明治7年)3月30日、日吉大社大宮司退任し教導職に専任。1875年(明治8年)4月19日、教導職辞任。1884年(明治17年)子爵。従二位。1908年(明治41年)5月30日、正二位。1914年(大正3年)1月17日死去。
3 平山省斎 1815-1890 1873-1874 神道大成教開祖。幕臣出身の神職・神道家。1873年(明治6年)3月から1874年(明治7年)4月まで氷川神社大宮司。御嶽教初代管長。(略歴は神道大成教#組織を参照)
4 中山信徴 1846-1917 1874-1876 大成教3代管長。水戸藩附家老・中山家14代当主。松岡(手綱)藩主。1874年(明治7年)4月から1876年(明治9年)3月まで氷川神社大宮司。(略歴は神道大成教#組織を参照)
5 平山省斎 1815-1890 1876-1882 再任。1876年(明治9年)3月から1882年(明治15年)2月まで氷川神社大宮司・宮司。
6 黒田清兼 1838-1915 1882-1887 鹿児島藩士。黒田清輝の実父。大和神社宮司を経て1882年(明治15年)2月25日から1887年(明治20年)11月22日まで氷川神社宮司。(略歴は鹿児島神宮#組織を参照)
7 堀越弥三郎 1838-1898 1887-1890 明治時代の公共事業家。金鑚神社宮司が本務。1887年(明治20年)11月から1890年(明治23年)2月まで氷川神社宮司を兼務。(略歴は、金鑚神社#組織を参照)
8 風早公紀 1841-1905 1890-1894 子爵風早家当主。甲斐浅間神社宮司を経て1890年(明治23年)2月28日、氷川神社宮司。1894年(明治27年)9月、日枝神社宮司。(略歴は橿原神宮#組織を参照)
9 伊藤景祐 1848-1907 1894-1898 福岡県出身の内務官僚。1894年(明治27年)9月、氷川神社宮司。1898年(明治31年)12月、沼名前神社宮司。(略歴は日枝神社#組織を参照)
10 神宮嵩寿 1849-1921 1898-1902 御嶽教4代管長。 1898年(明治31年)12月から1902年(明治35年)2月まで氷川神社宮司。(略歴は御嶽教#組織を参照)
秋山光条 1843-1902 1902-1902 1902年(明治35年)2月3日、氷川神社宮司の辞令を受けるが、2月19日、着任前に死去。(略歴は八坂神社#組織を参照)
11 岡谷繁実 1835-1920 1902-1902 館林藩士。鎌倉宮宮司を経て1902年(明治35年)3月から7月まで氷川神社宮司。(略歴は、鎌倉宮#組織を参照)
12 杉谷正隆 1865-1945 1902-1911 熊本県出身の神職。玉前神社宮司、安房神社宮司、浅間大社宮司を経て1902年(明治35年)7月、氷川神社宮司。1911年(明治44年)3月、香椎宮宮司。香椎宮宮司、平安神宮宮司、八坂神社宮司、乃木神社社司を歴任。(略歴は平安神宮#組織を参照)
13 中島博光 1865-1943 1911-1915 沼名前神社宮司を経て1911年(明治44年)3月氷川神社宮司。1915年(大正4年)3月、出羽神社宮司。英彦山神社香椎宮の宮司も。(略歴は出羽神社#組織を参照)
14 額賀大直 1877-1961 1915-1924 神社本庁長老。千葉県神社庁庁長。千葉県出身。額賀家は香取神宮の社家の一つ。1877年(明治10年)生。唐沢山神社宮司、寒川神社宮司、札幌神社宮司を経て1915年(大正4年)3月20日から1924年(大正13年)4月まで氷川神社宮司。のち浅間大社宮司、日光東照宮宮司、八坂神社宮司、住吉大社宮司、朝鮮神宮宮司、香取神宮宮司を歴任。(略歴は香取神宮#組織を参照)
15 足立達 生没年不詳 1924-1931 1918年(大正7年)11月、砥鹿神社宮司。1924年(大正13年)4月12日、氷川神社宮司。同年、従六位。1931年(昭和6年)4月30日、長崎諏訪神社宮司。厳島神社宮司。広島護国神社社司(宮司)。1946年(昭和21年)11月30日、神社本庁神祇部長。
16 有賀忠義 1883-1968 1931-1953 鹿児島神宮宮司を経て1931年(昭和6年)4月30日(28日とも)、氷川神社宮司。1939年(昭和14年)4月1日、埼玉県護国神社社司を兼務。埼玉県神社庁初代庁長。1959年(昭和34年)11月30日、氷川神社宮司を退任。(略歴は鹿児島神宮#組織を参照)
17 東角井光臣 1910-1995 1953-1993 旧社家の東角井家の出身。1910年(明治43年)生。1933年(昭和8年)国学院大学国文科卒。同年、鶴岡八幡宮出仕。翌年、鶴岡八幡宮主典。同年氷川神社出仕。1935年(昭和10年)主典。1946年(昭和21年)氷川神社権禰宜。1953年(昭和28年)3月31日、氷川神社権宮司。1959年(昭和34年)11月30日、氷川神社宮司。埼玉県神社庁長。埼玉県護国神社宮司を兼務。神社本庁長老。1995年(平成7年)1月29日死去。
18 東角井晴臣 1937- 1993- 東角井光臣の長男。1937年(昭和12年)生。国学院大学卒。石清水八幡宮に奉職。香取神宮権禰宜。1968年(昭和43年)氷川神社権禰宜。1983年(昭和58年)氷川神社禰宜。1985年(昭和60年)氷川神社権宮司。1993年(平成5年)4月1日、氷川神社宮司。

少宮司・権宮司

氷川神社歴代少宮司
代数 名前 生没 在職 略歴
1 遠藤允信 1836-1899 1871-1872 仙台藩執政(家老)。尊王派として活躍するが、藩内で受け入れられず閉門。戊辰戦争の敗戦処理に当たる。1870年(明治3年)神祇少佑。1871年(明治4年)7月から1872年(明治5年)7月まで氷川神社少宮司。都都古別神社宮司。1876年(明治9年)1月4日平野神社大宮司。1877年(明治10年)、制度改正で平野神社大宮司から平野神社宮司に変わる。1882年(明治15年)2月退任。1891年(明治24年)、志波彦神社宮司兼塩竈神社宮司となる。1899年(明治32年)4月20日辞職死去。墓所は城国寺。子に日本画家の遠藤速雄がいる。
2 大岡忠貫 1847-1920 1872-1873 岩槻藩主大岡家8代。子爵。大岡忠恕の子。1847年(弘化4年)生。1866年(慶応2年)家督相続。従五位。1869年(明治2年)岩槻藩知事。1872年(明治5年)7月氷川神社少宮司。兼大講義。1873年(明治6年)3月、大鳥神社少宮司。1884年(明治17年)7月、子爵。1920年(大正9年)1月3日死去。
3 服部友徳 1816-1899 1873-1873 備前国上道郡出身の儒学者。1873年(明治6年)3月、氷川神社少宮司。6月、甲斐浅間神社宮司。(略歴は甲斐浅間神社#組織を参照)
4 穂積耕雲 1824-1892 1873-1877 国学者。1873年(明治6年)6月から1877年(明治10年)12月まで氷川神社少宮司。安房神社宮司。
氷川神社歴代権宮司
代数 名前 生没 在職 略歴
1 東角井光臣 1910-1995 1953-1959 1953年(昭和28年)3月31日、氷川神社権宮司。1959年(昭和34年)11月30日、氷川神社宮司。
2 左伴定広 1925- 1959-1973 山梨県出身。神宮皇学館大学専門部卒。1948年(昭和23年)氷川神社権禰宜。1953年(昭和28年)氷川神社禰宜。1959年(昭和34年)12月1日から1973年(昭和48年)3月24日まで氷川神社権宮司。(略歴は静岡浅間神社#組織を参照)
3 東角井晴臣 1937- 1985-1993 1985年(昭和60年)氷川神社権宮司。1993年(平成5年)4月1日、氷川神社宮司。
4 東角井真臣 1978- 2011- 東角井家112代。1978年(昭和53年)生。国学院大学神道学専攻科卒。明治神宮奉職。2006年(平成18年)明治神宮権禰宜。2007年(平成19年)氷川神社権禰宜。2011年(平成23年)氷川神社権宮司。

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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