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戒壇
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年7月25日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
戒壇(かいだん)は、仏教で僧侶が戒律を受ける施設。
徳田明本によると、道宣の『戒壇図経』や東大寺戒壇院の記録から、戒壇はインドの仏塔に起源があるという。 インドでは、ナーランダー寺院や祇園精舎に戒壇があったと言われている。
目次 |
系譜
中国
- 浄業寺
- 豊徳寺 陝西省西安市終南山。道宣が建てた戒壇があった。
- 中国三大戒壇
- 碧山寺:五台山
- 実際寺:長安にあった。鑑真がここで受戒。
- 建康・南林寺 中国最古の戒壇と言われる
- 竹林寺 五台山。白玉戒壇があった。
- 玄中寺 甘露戒壇
- 東林寺 甘露戒壇
北宋の真宗皇帝の時、全国72カ所に戒壇を設置し、さらに首都に大乗戒壇を置いた(『仏祖統記』)。
朝鮮
- 通度寺 慶尚南道梁山市。朝鮮唯一の戒壇。