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鎌倉宮

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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鎌倉宮
かまくら ぐう
Kamakura-gu (22).jpg
概要 護良親王の霊廟。
奉斎 護良親王
(土岐昌訓論文)
所在地 神奈川県鎌倉市二階堂154
所在地(旧国郡)
所属(現在) (単立)
格式など 官幣中社
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目次

概要

鎌倉宮(かまくら・ぐう)は、神奈川県鎌倉市にある、後醍醐天皇皇子の護良親王(1308-1335)を祀る霊社官幣中社。親王が幽閉されたとされる洞窟牢跡にある。近くに護良親王墓がある。単立神社。

歴史

境内

  • 本社:
  • 村上社:祭神は村上義光。1333年閏2月1日、村上義光(?-1333)は護良親王を吉野山から逃すために、親王の鎧を着て「護良親王である」と名乗り敵を撹乱し、親王の身代わりとなって討死したという。墓所が吉野山にある。
  • 南方社:祭神は侍女「南の方」。
  • 護良親王墓:近くにある。

組織

宮司

  • 秋良貞温(1811-1890)<1873-1874>:山口藩士。岩政信比古に国学を学ぶ。維新後は教部省に出仕。1873年(明治6年)6月鎌倉宮宮司、1874年(明治7年)4月広田神社宮司、1875年(明治8年)4月、大和神社大宮司。1890年(明治23年)10月16日死去。
  • 丹羽与三郎(1840-1916)<1875-1879>:1875年(明治8年)鎌倉宮宮司。1879年(明治12年)気多大社に奉職。(略歴は鶴岡八幡宮#組織を参照)
  • 松岡利紀(1844-1907)<1879-1884>:明治の国学者。1879年(明治12年)4月28日、鎌倉宮宮司。1882年(明治15年)従七位。1884年(明治17年)2月27日、石上神宮宮司。(略歴は、気多大社#組織を参照)
  • 木曽源太郎(1939-1918)<1884-1886>:1884年(明治17年)1月から1886年(明治19年)2月26日まで鎌倉宮宮司。湊川神社宮司、護王神社権宮司を歴任。墓は高安寺。
  • 小出英尚(1849-1905)<1886->:元園部藩主。1849年(嘉永2年)生。1856年(安政3年)藩主となる。1869年(明治2年)園部藩知事。1883年(明治16年)家督を譲る。1886年(明治19年)2月26日鎌倉宮宮司。1905年(明治38年)9月27日死去。
  • 岡谷繁実(1835-1920)<1901-1902>:館林藩出身の志士。史学者。昌平坂学問所に学ぶ。1863年(文久3年)、藩領の飛び地にある雄略天皇陵の修復を担当。山口藩工作に従事してしたため、禁門の変で藩を追放される。維新後、地方官を歴任。1878年(明治11年)修史館御用掛。1901年(明治34年)、鎌倉宮宮司。翌年、氷川神社宮司。晩年は史談会幹事を務めた。墓所は清心寺。『名将言行録』。
  • 笠原昌吉()<1902->:1902年(明治35年)8月15日、鎌倉宮宮司。
  • 矢野豁(1881-1945)<1915-1921>:愛媛県出身の神職。(略歴は、玉前神社#組織を参照)
  • 秋岡保治(1886-1971)<>:
  • 座田司氏(1885-1962)<1933-1937>:1933年(昭和8年)鎌倉宮宮司。1937年(昭和12年)12月1日、鶴岡八幡宮宮司。(略歴は鶴岡八幡宮#組織を参照)
  • 高柳俊平()<?-1938>:1938年(昭和13年)9月27日休職。
  • 小松行一(1893-1985)<1938-?>:男爵。豊国神社宮司を経て1938年(昭和13年)10月1日鎌倉宮宮司。護王神社宮司。掌典。侍従。


  • 24船橋信彌()<?-2014>:国学院大学卒。2014年(平成26年)12月1日退任。
  • 25長岡仁志()<2014-2017>:国学院大学卒。1976年(昭和51年)鎌倉宮奉職。権宮司を経て2014年(平成26年)12月1日、鎌倉宮宮司。
  • 26小岩裕一()<2017->:埼玉県深谷市出身。国学院大学卒。大崎八幡宮麻賀多神社などを経て2008年(平成20年)に鎌倉宮に奉職。権宮司を経て2017年(平成29年)1月24日付で鎌倉宮宮司。

画像

参考文献

  • 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』

脚注

http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%8E%8C%E5%80%89%E5%AE%AE」より作成

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