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勅祭社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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(ページの作成:「'''勅祭社'''(ちょくさいしゃ)とは、例祭に勅使が参向して幣帛を奉る神社のことである。 なお勅祭神社、准勅祭神社(准勅祭社...」)
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2011年8月31日 (水) 時点における版

勅祭社(ちょくさいしゃ)とは、例祭に勅使が参向して幣帛を奉る神社のことである。 なお勅祭神社、准勅祭神社(准勅祭社)は、この勅祭社とは別系統の制度である(初期近代社格制度)。

勅祭社は主に官幣大社であるが、これらは近代神祇制度において、国家的にもっとも重要視された神社であるといえるだろう(伊勢神宮を除く)。さらに国家的な待遇の差を示すために下の表には、権宮司設置の有無と、四方拝の対象の有無を掲げた。

順序 社格 社名 座数 勅使参向 例祭日(現在) 勅祭社指定 権宮司設置 四方拝
1 官幣大社 賀茂別雷神社 1 毎年 5/15 1883年(明治16年)9/22
2 官幣大社 賀茂御祖神社 2 毎年 5/15 1883年(明治16年)9/22
3 官幣大社 石清水八幡宮 3 毎年 9/15 1883年(明治16年)9/22
4 官幣大社 春日大社 4 毎年 3/13 1885年(明治18年)4/6 ×
5 官幣大社 氷川神社 3 毎年 8/1 1892年(明治25年)6/23
6 官幣大社 香取神宮 1 12年ごと 4/14 1941年(昭和16年)12/23
7 官幣大社 鹿島神宮 1 12年ごと 9/1 1941年(昭和16年)12/23
8 官幣大社 熱田神宮 1 毎年 6/5 1917年(大正6年)2/1 1882年(明治15年)
9 官幣大社 出雲大社 1 毎年 5/14 1917年(大正6年)2/1 1882年(明治15年) ×
10 官幣大社 宇佐神宮 3 10年ごと伺定日 3/18 1925年(大正14年)2/5 ×
11 官幣大社 香椎宮 2 10年ごと伺定日 10/29 1925年(大正14年)2/5 ×
12 官幣大社 橿原神宮 2 毎年 2/11 1917年(大正6年)2/1 1920年(大正9年) ×
13 官幣大社 平安神宮 2 毎年 4/15 1945年(昭和20年)12/15 ×
14 官幣大社 明治神宮 2 毎年 11/3 1920年(大正9年)10/15 1920年(大正9年) ×
15 官幣大社 近江神宮 1 毎年 4/20 1945年(昭和20年)12/15 ×
16 別格官幣社 靖国神社 2 毎年二度 4/22・10/18 1869年(明治2年)6/23 1938年(昭和13年) ×
官幣大社 朝鮮神宮 毎年 (10/17) 1935年(昭和10年) ×
  • 香取神宮、鹿島神宮に関しては、毎年例祭に金幣を護送しているという。
  • 宇佐神宮、香椎宮に関しては、毎年例祭に金幣を郵送しているという。
  • 資料は昭和戦後期のものであるので、朝鮮神宮の順序に関しては、記述がないので不明である。

参考文献

  • 「現在勅祭社一覧」(1963年(昭和38年)2月25日掌典職調)『神道の基礎知識と基礎問題』
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%8B%85%E7%A5%AD%E7%A4%BE」より作成

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