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禅宗の流派

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年12月14日 (水)

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**法燈派:[[無本覚心]]が開祖。[[興国寺]]、[[国泰寺]]、[[向嶽寺]]など。由良門徒。
**法燈派:[[無本覚心]]が開祖。[[興国寺]]、[[国泰寺]]、[[向嶽寺]]など。由良門徒。
**兀庵派:兀庵普寧が開祖。宗覚門徒。
**兀庵派:兀庵普寧が開祖。宗覚門徒。
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**法海派:無象静照が開祖。仏心寺派。[[京都・仏心寺]]、[[丹後・宝林寺]]
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**法海派:無象静照(1234-1306)が開祖。静照は宋から帰国後、博多[[聖福寺]]、[[常陸・興禅寺]]、鎌倉の[[大慶寺]]、[[真際精舎]]、[[法源寺]]、[[浄智寺]]を歴任。仏心寺派。仏心寺門徒。[[京都・仏心寺]]、[[丹後・宝林寺]]、[[武蔵・正福寺]]を創建。
**西〓派:西〓子曇
**西〓派:西〓子曇
**鏡堂派:鏡堂覚円が開祖。霊光門徒
**鏡堂派:鏡堂覚円が開祖。霊光門徒
**仏慧派:霊山道隠
**仏慧派:霊山道隠
**明極派:明極楚俊
**明極派:明極楚俊
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**愚中派:愚中周及が開祖。安芸[[仏通寺]]、丹波[[天寧寺]]、丹後[[宗雲寺]]が三本寺という。
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**愚中派:愚中周及が開祖。安芸[[仏通寺]][[丹波天寧寺]]、丹後[[宗雲寺]]が三本寺という。
**別伝派:別伝妙胤
**別伝派:別伝妙胤
**古先派:古先印元が開祖。中峰門徒。
**古先派:古先印元が開祖。中峰門徒。
**大拙派:大拙祖能
**大拙派:大拙祖能
**中巌派:中巌円月
**中巌派:中巌円月
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**幻住派:中峰明本に学んだ遠渓祖雄らの流派。[[高源寺]]、[[棲雲寺]]、[[筑前・聖福寺]]、[[永源寺]]が代表的寺院。円覚寺から関東に広まる。
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**[[幻住派]]:中峰明本に学んだ遠渓祖雄らの流派。[[高源寺]]、[[棲雲寺]]、[[筑前・聖福寺]]、[[永源寺]]が代表的寺院。円覚寺から関東に広まる。
***玄派:三伯昌伊(玄伊)の流派。円覚寺中心。
***玄派:三伯昌伊(玄伊)の流派。円覚寺中心。
***碩派:天甫昌円(碩円)の流派。建長寺中心。
***碩派:天甫昌円(碩円)の流派。建長寺中心。
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**[[黄檗派]]:[[黄檗宗]]
**[[黄檗派]]:[[黄檗宗]]
**[[普化宗]]:
**[[普化宗]]:
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===曹洞宗===
===曹洞宗===
*[[寂円派]]:[[道元]](1200-1253)の弟子で来日僧の'''寂円'''(1207-1299)を開祖とする。元は道元の兄弟弟子で、共に[[如浄]](1163-1228)に学んでいたが、師匠の没後、道元を慕って来日。[[宝慶寺]]を拠点に一派をなした。寂円の弟子の義雲が内紛で混乱していた[[永平寺]]に入り、5世となった。以降、20世門鶴まで寂円派の僧が永平寺の歴代を務めた。
*[[寂円派]]:[[道元]](1200-1253)の弟子で来日僧の'''寂円'''(1207-1299)を開祖とする。元は道元の兄弟弟子で、共に[[如浄]](1163-1228)に学んでいたが、師匠の没後、道元を慕って来日。[[宝慶寺]]を拠点に一派をなした。寂円の弟子の義雲が内紛で混乱していた[[永平寺]]に入り、5世となった。以降、20世門鶴まで寂円派の僧が永平寺の歴代を務めた。
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**実峰流:[[総持寺如意庵]]を開いた実峰良秀(1318-1405)を流祖とする。[[能登・定光寺]]、[[霊松寺]]などが拠点。
**実峰流:[[総持寺如意庵]]を開いた実峰良秀(1318-1405)を流祖とする。[[能登・定光寺]]、[[霊松寺]]などが拠点。
*正法寺系
*正法寺系
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**無底派:[[陸奥・正法寺]]を拠点とする宗派。東北に独立した勢力を築いた。
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**[[無底派]]:[[陸奥・正法寺]]を拠点とする宗派。東北に独立した勢力を築いた。
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**月泉派:
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**[[月泉派]]:
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**道叟派:
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**[[道叟派]]:
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*無外派?
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*[[無外派]]:九州。
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*源翁派?
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*[[源翁派]]:総持寺教団から排斥される。
*無際派?
*無際派?
*竹堂派?
*竹堂派?

2022年12月14日 (水) 時点における最新版

禅宗の流派。近現代の教団については禅宗の教団を参照。

目次

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日本

臨済宗

曹洞宗

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