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皇室の祭祀

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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*[[聖徳太子]](574-622):仏教思想を国政に本格的に導入した政治家。[[用明天皇]]皇子。[[法隆寺]]など多数の寺院を創建。[[叡福寺]]に[[聖徳太子墓]]。
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*[[蜂子皇子]](生没年不詳):[[出羽三山]]の伝説的な開祖。[[崇峻天皇]]皇子。
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*有間皇子(640-658):孝徳天皇の皇子。紀伊国藤白で刑死。[[有間皇子神社]]が[[藤白神社]]内にある。[[有間皇子墓]](治定外)。
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*[[大津皇子]]():
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*草壁皇子(662-689):天武天皇皇子。皇太子のまま死去。
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*[[舎人親王]]():
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*[[大津皇子]](663-686):天武天皇の第三皇子。
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*[[山背大兄王]]():
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*志貴皇子(?-716):天智天皇皇子。諡号は春日宮御宇天皇。通称は田原天皇。[[奈良豆比古神社]]祭神。
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*[[舎人親王]](676-735):天武天皇皇子。『日本書紀』を編纂。[[藤森神社]]祭神。
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*[[山背大兄王]](?-643):聖徳太子の王子。
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*長屋王(684?-729):天武天皇の孫で高市皇子の王子。「長屋王の変」で死去。
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*吉備内親王(?-729):長屋王の妃。「長屋王の変」で死去。
===奈良時代===
===奈良時代===
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*[[井上内親王]]():
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*[[光明皇后]](701-760):[[聖武天皇]]の皇后。藤原氏出身。
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*[[志貴皇子]]():
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*[[井上内親王]](717-775):[[光仁天皇]]の皇后。皇位継承の争いで罪を着せられ軟禁され死去。菩提寺として[[霊安寺]]が建てられた。[[五条・御霊神社]]祭神。[[井上内親王陵]]。
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*[[開成皇子]]():
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*高野新笠(?-789):光仁天皇の妃。[[桓武天皇]]、[[崇道天皇]]の母。
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*[[崇道天皇]]():
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*[[開成皇子]](724-781):
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*[[光明皇后]]():
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*[[崇道天皇]](750-785):
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*他戸親王(761-775):光仁天皇皇子。母は井上内親王。皇太子となるが、皇位継承の争いで罪を着せられ軟禁され死去。菩提寺として[[霊安寺]]が建てられた。[[五条・御霊神社]]祭神。[[他戸親王墓]]。
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===平安時代===
===平安時代===
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*[[伊予親王]](?-807):御霊会祭神。
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*万多親王(788-830):学者。[[桓武天皇]]皇子。『新撰姓氏録』を編纂。
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*有員親王(生没年不詳):神職。[[桓武天皇]]皇子。[[諏訪大社]]大祝を務めた神(みわ)氏(諏訪家)の開祖という。ただし神氏は[[諏訪大神]]の子孫ともいう。
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*[[伊予親王]](?-807):桓武天皇皇子。[[御霊神社]]祭神。
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*有員親王(生没年不詳):伝説的な神職。[[桓武天皇]]皇子。[[諏訪大社]]大祝を務めた神(みわ)氏(諏訪家)の開祖という。ただし神氏は[[諏訪大神]]の子孫ともいう。
*[[阿保親王]](792-842):
*[[阿保親王]](792-842):
*[[真如法親王]](799-865?):真言僧。[[平城天皇]]皇子。[[空海]]の弟子。[[超昇寺]]開山。入唐にインドに向かうが、羅越国(シンガポール周辺)で虎に襲われて死去したという。俗名は高岳親王。  
*[[真如法親王]](799-865?):真言僧。[[平城天皇]]皇子。[[空海]]の弟子。[[超昇寺]]開山。入唐にインドに向かうが、羅越国(シンガポール周辺)で虎に襲われて死去したという。俗名は高岳親王。  

2016年6月20日 (月) 時点における版

目次

概要

皇室の祭祀。宮家の祭祀も参照。

近代に整備された制度が多い。連合国軍最高司令官総司令部によるいわゆる神道指令(1945年(昭和20年)12月15日)、それを踏まえた日本国憲法(1947年(昭和22年)5月3日施行)が定める政教分離に基づき、法律的には廃止されたが、現在も天皇家の私的な信仰として大部分はそのまま存続している。現行の祭祀としては、神宮祭祀、宮中三殿の祭祀、勅祭社の祭祀、陵墓祭祀、旧官国幣社・旧指定護国神社臨時祭への奉幣、延暦寺東寺での勅会執行、一部社寺への香華料・幣帛料下賜が確認できる。

歴代天皇


主要皇族

神話時代

飛鳥時代

奈良時代

平安時代

  • 万多親王(788-830):学者。桓武天皇皇子。『新撰姓氏録』を編纂。
  • 伊予親王(?-807):桓武天皇皇子。御霊神社祭神。
  • 有員親王(生没年不詳):伝説的な神職。桓武天皇皇子。諏訪大社大祝を務めた神(みわ)氏(諏訪家)の開祖という。ただし神氏は諏訪大神の子孫ともいう。
  • 阿保親王(792-842):
  • 真如法親王(799-865?):真言僧。平城天皇皇子。空海の弟子。超昇寺開山。入唐にインドに向かうが、羅越国(シンガポール周辺)で虎に襲われて死去したという。俗名は高岳親王。
  • 遍昭(遍照)(816-890):天台僧。円仁円珍に師事。桓武天皇皇孫。元慶寺開山。花山僧正、僧正遍昭。
  • 恒寂入道親王(825-884):大覚寺開山の真言僧。俗名は恒貞親王。
  • 聖宝(832-909):真言僧。醍醐寺開山。葛声王の王子。後世、修験道当山派の開祖とされる。
  • 惟喬親王(844-897):
  • 高望王(生没年不詳):桓武平氏の祖。
  • 斉世親王(886-927):菅原道真の娘婿。真寂法親王。
  • 経基王(?-961):源氏の祖。六孫王神社祭神。
  • 空也(903-972):日本の浄土教の先駆者。市聖、市聖人。皇族の出ともいう。
  • 寛忠(906-977):敦固親王(宇多天皇皇子)の王子。寛忠僧正。
  • 寛朝(916-998):仁和寺の真言僧。敦実親王の子。真言宗広沢流の祖。遍照寺を創建。仁和寺別当。西寺別当。東寺長者。東大寺別当。東密声明の中興。成田山新勝寺の開山。広沢大僧正、遍照寺僧正、広沢御房。
  • 明観(953-1021):佐忠王(醍醐天皇皇子)の王子。明観僧正。
  • 覚源(1000-1065):花山天皇皇子。覚源僧正。
  • 深観(1001?-1050):真言僧。花山天皇第4皇子。東大寺別当。東寺長者。金剛峰寺座主。深観僧都。坐禅院僧都。宮大僧都。
  • 性信法親王(1005-1085):真言僧。三条天皇皇子。仁和寺2世。空海の再来と呼ばれる。
  • 覚法法親王(1092-1153):真言僧。白河天皇皇子。仁和御流の祖。
  • 聖恵法親王(1094-1137):真言僧。白河天皇皇子。華蔵院流の祖。仁和寺華蔵院に住す。長尾宮、華蔵院宮。
  • 以仁王(1151-1180):後白河天皇皇子。高倉神社祭神。
  • 北陸宮(1165-1230):以仁王の王子。木曽宮。
  • 道尊(1175-1228):真言僧。蓮華光院1世。以仁王の王子。東大寺別当、東寺長者、仁和寺別当。安井宮。

鎌倉時代

南北朝時代

室町時代

江戸時代

明治時代

  • 久邇宮朝彦親王(1824-1891):青蓮院門跡。天台宗僧、神職。伏見宮邦家親王の第4王子。興福寺一乗院門跡。天台座主。還俗して神宮祭主。久邇宮泉涌寺墓地。尊応法親王、尊融法親王。
  • 久我誓円(1828-1910):善光寺大本願住職。浄土宗尼。伏見宮邦家親王の第3王女。久我通明養女。京都の華頂宮邸跡に得浄明院を創建。
  • 伏見宮文秀女王(1844-1926):円照寺門跡臨済宗尼。皇族最後の僧侶。伏見宮邦家親王の第7王女。
  • 能久親王(1847-1895):最後の輪王寺宮。天台宗僧。東武皇帝。邦家親王の第9王子。台湾神宮祭神。
  • 渋谷家教(清棲家教)(1862-1923):仏光寺26世。浄土真宗僧。伏見宮邦家親王の第15王子。のち還俗。

王権と関わる祭祀

皇霊祭祀

神社祭祀

仏教祭祀

http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%9A%87%E5%AE%A4%E3%81%AE%E7%A5%AD%E7%A5%80」より作成

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